男女別定員が話題になっていた

Posted on 2021年3月27日男女別定員が話題になっていた はコメントを受け付けていません

私個人の意見は無いが,気になる話題。

都立高校入試の男女別定員制

都立高校入試の“男女別定員制” 同じ点数なのに女子だけ不合格?

↑の記事を読んだ。

こういった話題になると,反射的に「男女差別!」と叫ぶのは簡単だけれど,「入試選抜は,結果均等であるべきか?機会均等であるべきか?」という問題ですよね。

単純に受験者の視点や外野から見れば,「機会均等であるべき」という意見になりがちに感じる。

だけれど,学校の運営事情については私には分かりかねる部分が多い。

例えば,記事中に出てくる話題であれば,周辺の学校について,男子校・女子校の受け皿の割合などは無関係とは言いがたくなる。

今回話題となっている部分を局所的に変更したとしても,大局的に見れば性差で有利不利が出てしまうことにもなるだろう。

また,「機会均等」を言い出せば,「男子校・女子校は性別で分ける必要があるのか?」といったところにも問題が波及しそう。

広大附属福山中の男女別定員制

なぜ今回この記事が目に付いたのかというと,まさにこれなのですよね。

以下,良し悪しは別として…。

広島県東部のトップ校ともいえる広大附属福山中高。

2020年度の全国大学合格力ランキング49位。(ダイヤモンドセレクト社)

これは広島県内だと1位。

この学校の定員について,高校は男女混合であるが,中学校は男女別となっている。

結果,例年中学入試では女子のほうが倍率が低くなっており,女子が有利な入試となっているのが現状だ。

(ただし,男女別の合格ラインは公式には非公開。)

地域のトップ校に通ずるものがあったので,つい気になって読んでしまった。

私もこの話題についてはあまり深く触れられる立場にないので,「このような記事があって,現状このような感じ」という紹介にとどめるまでだ。