真偽が確かでない情報なので,「?」を付けております。
某塾が閉まると聞いた
全国模試も行っており,特に大学受験において有名な某塾。
この福山校が閉まるとのウワサを耳にしまして。
確かに「○○塾 福山 閉校」等で調べてみると,ネットの匿名掲示板において…
「2022年3月末日にて閉校」
「手紙でお知らせがきた」
…等のカキコミがある。
が,ネット上で明確に情報ソースを確認できるものはなく,おそらくその塾に通っている生徒やその知り合いの方々のほうが詳しいのだろう。
もしデマであれば「デマである」という情報が流れているだろうし,真実であれば「マジで閉まるらしい」という情報が生徒間,保護者間のネットワークで流れているだろう。
広島県で2番手の規模の地方都市で閉まるのだから,地方では大学受験の勉強の場が変わってきているのかもしれない。
大学受験の勉強
大学,学部,学科により,必要な科目は異なるし,配点の傾斜もバラバラ,ゆえに,中学受験や高校受験と違い,子ども達の学力レベルや方向性が揃いづらいのが大学受験指導である。
以前の職場で私も高校生を指導していたけれど,地方の校舎では,「たとえ人数が揃っても,やるべきことがバラバラだなぁ」とか,「2次試験の学力をつけるのがメインの子とセンター試験(現共通テスト)の点を取るのがメインの子が混在しているなぁ」とか,そんな中,できる限りの指導をしてきた。
が,今やオンライン授業が以前よりずいぶん近しくなったものだから,「進路指導」のできる先生に方向性を相談し,各科目にどの程度比重を置き,そしてどの場でそれらの科目を学んでいくか…を選択するのは以前より容易になったように思う。
中学受験や高校受験はローカルな場での勝負であるが,大学受験は全国での勝負。
すなわち,自身の目指す大学受験対策は,全国の講師陣が居るのだ。
もはや学力層,方向性がバラバラな子たちの集まりに居る必要はなくなったともいえる。
特に以前は「数学は○○塾,英語は○○塾,化学は…」とバラバラの塾に通って何が何だか分からなくなりそうな子が居たものだけれど,今はオンラインでの受講はできるし,そして衛星予備校もととのったし,地方の高校生はそのほうがより自身にマッチした学習ができるようになったのではないかなぁと考えている。
中学受験・高校受験
反面,中学受験は学校により出題の色が全く異なることが多々あるので,やはり全国の講師陣…というわけにはいかない。
(もちろん,灘中など全国レベルの入試をするならばオンラインが良いだろうけれど。)
高校受験も内申点を重視するならば,通っている中学校の事情通である講師陣や定期試験対策が頼りになるはず。
これから,小中高の全学年型の塾は,高校生指導は映像授業と進路指導程度がメインになってゆくのかなぁ…。
(会社側が「進路指導をする講師」をどのように扱うかによっても,進路指導の質にかなり差が出ることだろう…。)
教育業界,閉鎖・買収の話題が相次いでおりますね…。
不景気になると塾が増える…とは…。