どちらも視野に入りがちなのって,三原周辺特有かなぁ。
※ 以下,公式情報ではなく私見です。誤り等ございましたらご連絡いただけたら助かります。
学校名
正式には,「近畿大学附属広島中学校東広島校」「近畿大学附属広島中学校福山校」。
どちらも「近校」という略称があるようだけれど,本記事ではわけが分からなくなるため,「近大東広島中」と「近大福山中」と書かせていただく。
学校の違い
名称は似ているし,近畿大学に関わる部分は共通しているけれど,「全く違う学校」だと考えておいたほうが良い。
本記事では「入試」に限った話題とさせていただく。
クラス設定の違い
合格ラインの話をするときに避けて通れない話題である。
どちらの学校も学力別クラスを設定しているのだけれど,入試に限っては,以下のような大きな違いがある。
近大東広島中は,入学時はフラット。
近大福山中は,入学時から学力別クラス。
試験の難度
どちらの学校についても,「中学受験向けの学習」がそのまま得点に直結する入試である。
受験用教材の中堅レベルの問題をそつなく自力で解けるようになっておれば問題ないといったレベル。
反面,学校のことしかやっていない場合,ほとんどの問題が難問と化すだろう。
合格ライン
これは学校のホームページ等で公式に公開されているので,詳しく知りたい方は1次情報をご覧いただければ。
年によって多少の差異はあるけれど,「ざっくり」と。
近大東広島中:得点率55%
近大福山中文理クラス:得点率40%
近大福山中難関クラス:得点率70%
(「専願」の場合,これよりも合格ラインが下がる。)
出題傾向はやや異なるものの,難度的には大きな差はない。
まとめると,難しい順に…
福山(難関)>東広島>福山(文理)
特待生のライン
1/4免除,1/3免除,1/2免除,全額免除,…の4段階がある。
こちらについては公式ホームページで公開されている情報ではないため,ここでの公表は控える。
(ローカルな話題だとわりと「ともや塾」の記事がヒットするらしく,多少影響力を気にし始めました…。)
受験塾であるので「合格ライン」を話題に出したけれど,入試のあとに大切なのは,その学校でどのように成長するか,である。
もちろん「入試に向けて勉強すること」自体でも大きな成長があるはずだ。