ホームページにも案内が載ったので。
適性検査
入試問題の形式は適性検査1,2。
1の問題は入試当日に拝見したのだけれど,2の問題は直後の授業時間の都合もあり,見るタイミングがなかったもの。
特に検査2,大問3の本文は著作権の都合により公開されないことも多いが,2022年の問題は公開された。
本文は尾道市出身の大林宣彦さん著のもの。
この方,映画監督なのだけれど,2004年度広大附属福山中入試の題材としても文章が扱われたことがある。
そんなことで思い出したのだが,国語の入試問題研究をしていて気づくことは結構ある。
が,ここに記述すると,そこからウワサが広まって出題者が敬遠することにもなりかねないので,今はこのブログに掲載することを控えるようになってしまった。
以前は結構書いていたのだけれど,ローカルな話題はすぐに広まるもので。
入試作成は自然現象ではなく人が作るものなのだと肝に銘じ,考えていることは授業外ではあまり述べないほうが良いなぁと考えるようになってしまった。
入試研究結果のうちのひとつが,今年度の漢字プリントを改めて作成し直しているもの。
実は,私の問題予想,広大附属福山中の昨年入試では4問中3問が予想問題から的中し,今年入試では的中が0問だった。
これをふまえ,今までやろう思っていたことについて,ようやくやる時間をとれそうだと感じてようやく手をつけるきっかけになった。
もちろん,他校では漢字の問題は単発になっている出題とは違い,読解問題の文章中から出題されることがほとんどであり「文章ありき」で出題されている可能性が高いため,「漢字を予想する」といったかたちとは異なる。
だからこそ,今年は年間数百時間かかるだろうなと考えている作成を始めたのだ。
さて,適性検査入試では漢字の出題は無い。
ゆえに漢字の学習というよりも文章を書く練習のほうが求められている。
が,それでもこの記事に漢字について書いた。
これは…?
(察しの良い方は気付いたかしら。)