コロナ禍により,紹介すべきかどうか考えあぐねていたのだが,時期も時期なので…。
2020年8月,エフピコRiMが閉店するという。
建物
そごう → ロッツ → エフピコRiM
そごうはそごう本体の経営破綻に伴い,
ロッツは赤字が続き10年契約の終了とともに,
エフピコRiMも契約解除ができる年になるとともに契約解除する方針だという。
展示物
ビル自体は現在福山市の所有だ。
ゆえに,いろいろな展示物がある。
私は宮地さんの写真展が好きで,エフピコRiMへ赴いた際にはだいたい見に行ってしまう。
福山市内の写真がたくさん展示されている他,周辺の地域であるしまなみ海道や府中市などの写真も見られる。
写真を撮るのが好きなので,刺激になる。
福山城の模型も置いてある。
福山城といえば,「駅から最も近い天守」としても有名で,新幹線で通りかかった人に「おおっ!」と思われること請け合いだ。
(「駅から最も近い城」については三原城に譲ってしまうのだが…)
福山大空襲で焼失していなければ,新幹線から見える現存天守ともなっていただろう…。
戸板で覆われた最上階などは,大きな特徴となっていただろうなぁ…。
(「福山城」「戦前」などのワードで画像検索をすれば,引っかかることと思う。)
模型を眺めれば,城の敷地の中に現在の駅があるのだな…としみじみ見比べることができる。
閉店に伴い,この模型がどうなるのかも気になる。
その他,「福山市の歴史」について写真や説明の展示があり,福山の歴史を学ぶのにずいぶん刺激になる。
私の場合,福山市出身でありながら,幼少時は転勤族として,大学生活は北海道で…,と転々としていたため,福山市について詳しく学べる機会は貴重である。
ゆえに,また機会を見つけて見に行きたいものだ。
福山駅周辺の商業施設
キャスパ,トモテツビル,…そしてエフピコRiM。
駅の表側とも言うべきところにあるビルに,テナントがなかなか集まらない状況だ。
最近は福山駅周辺でイベントごととなると,アイネス周辺や三角公園周辺が中心になっているように思う。
今後どのように変化していくのか,暖かく見守っていきたい。
倉敷市のアウトレットパークのようにドーンと大きな敷地に複合施設ができると良いのだけれど…。