書くのがちょっと遅い。

日曜補習

県立広島中の入試が近いため，受検者に任意参加の適性検査演習を行った。

適性検査はⅠもⅡもそれぞれが独特の出題である。

Ⅱについては数ヶ月にわたる添削により練習してきたこともあり，この日はⅠについて演習と解説を行った。

あとは当日どの問題について正答まで書けるかといったところ。

先日も書いたが，県立広島中の適性検査はクセのある入試。

１問１問に時間がかかり，また１問１問に情報の読み取りや条件整理が必要で，漏れなく答案をつくるには単なる詰め込み学習では歯が立たない。

当日の出題との巡り合わせ，当日どの問題に力を入れるか，その場での臨機応変さが大きく求められる。

小手先のテクニック的なものも無いわけではないが，机上の学問にとらわれず広く教養を身に付け，また筆述による客観的に読み取れるアウトプットも求められる。

アウトプットについては，小学生であれば普段は他者が寄り添ってくれることによりコミュニケーションが成り立っていることも少なくないため，入試に対応するためには『前提の共有なしにそれで他者に伝わるか？』という観点で書いてゆく訓練が必要だろう。

余談。

今週の水曜日はさすがにお休みをいただきました。

（まぁ，教材展示会に赴いたのでこれは休みといえるのかという疑問が残るが……。）