広大附属福山中入試雑感 ~2024

Posted on 2024年2月2日広大附属福山中入試雑感 ~2024 はコメントを受け付けていません

今年も漢字が的中しました。(YATTANE!)

算数の問題

毎年,浜田塾様にて,浜田先生がご自身で打ち直したものをwebにupされている。

今年も当日にはupされていた。

当該サイトの入試問題集の項にて。

(掲載許可済。)

!注意!

当該サイトにも書かれている通り,『塾で過去問模試を受ける予定の方は,ここであらかじめ問題を見ないでください。合格可能性が正しく判定できなくなり,受験指導に影響します。』

受験指導のときに使える実際の問題は数が限られているため,なんでもない時期にやるのは,学習機会の大きな損失になる。

行う場合はプロの指示を仰いだ方が良い。

世間では模擬問題集などが販売されているが,模擬問題集の作成者は塾講師であり,学校の入試作成者ではない。

ゆえに出題意図等が大きく異なるため,あくまで模擬問題集であり入試問題ではない。

雑感

・国語

文章は1問のみ。

例のごとくかなり長い文章であった。

(光嶋裕介氏の文章とのことだが,『ここちよさの建築 』かな?)

建築と暮らしに関する説明文であり,筆者の主張の強い随筆ではなかったため,読みづらくはなかっただろうがどうだろう。

選択肢は易しい問題の難度が下がって10年前くらいの水準に戻っている感じがしたが,例年なみの難度のものが多かったのでは。

書き抜きの問題が2題あったが,『これよりの本文から』『これよりの本文から』となっており,設問をミスリードして時間をムダにする子が出る可能性のある問い方だなと思うなど。

設問自体の難しさよりも時間をムダにする可能性は非常にやっかいで。

他の設問にかける時間が少なくなるため,点数の大きな下ブレに直結する。

また,書き抜きの出題についてはあからさまなキーワードではなく設問や本文の意図を読めていないと答えられない出題が多い。

すなわち,問題集で「とりあえずあからさまなキーワードを書いておけばOK」といった出題を雰囲気で解くのとは大きく異なる。

今年の出題も例に漏れていなかっただろう。

対策を積んでいるかが分かれ目である。

また,昨今よく使われる『コミットする』といったカタカナ語が問われており,『これはエビのダンスが問われる日も遠くないな……』と思うなど。

(補足:もちろんネタです。)

エビのダンスといえばちょうど本日金曜ロードショーで『ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密』が放送されるとかなんとか。(エビのダンスというよりカニ歩きかな?)

これが金ロー感謝か……。(違います。)

国語だけで長くなってしまった。

・算数

解いた直後の感想は『易しくなったな?』。

過去出題されたのとほぼ同じ問題が2問もあった。

これらは易しめの問題であったので大勢に影響はないだろう。

『データの分析』は連続で出題され,長いスパンで学習指導要領における統計分野が小学生におりてきたことが反映されている。

1枚目で正答が難しかったのは『場合の数』であろう。

抜けなく効率よく『数える』は意外と難しいのだといつも思わされる。

2枚目のうち1問はおそらく意図的と考えられるが難度が低めになっていた。

ここ5-6年ほど2枚目が2問とも難しく時間がかかりそう,またはどちらかというと3より2のほうが正答率が低そうという出題が続いていたが,今年は2のほうが解ききった子が多いのでは。

ともあれ,あからさまに時間のかかる出題がなく,算数の得意な子は満点を狙える年となっただろう。

・理科

教科書ベースとはいえ,1枚目にかなり細かい出題があった。

とはいえ,全体としてみれば易しい出題がほとんどであり,過去問や教科書と向きあってきておれば充分対処できる出題だらけではあった。

3~6年生の内容の『地学』『生物』『物理』『化学』が満遍なく出題されたのは例年通り。

・社会

難化した。

こちらも理科同様教科書ベースとはいえ,理科よりさらに細かい出題がいくつかあった。

いわゆる受験教材でなく教科書の学習を求められる出題が多く,また例年よりやや難しめだった感触。

塾では有名な俳句『春キャベツ 夏秋キャベツ 冬キャベツ』が出題されており,にっこり。

(補足:俳句ではありません。)

3-4年生の内容もふんだんに出題されており,その範囲も含めて教科書内容の細かいことについてひとつひとつ学習する時間は長期間かけねばなかなか難しいだろうなぁ。

草戸千軒については,福山市内の小学校では駅裏の歴史博物館を訪ねる機会があることが多く,また芦田川にもなじみがあるため福山市内の子が有利だったかな。

福山市の地図上の位置さえ分かっておれば問題ない出題ではあるけれど,それでも通学圏内の遠方の子に不利な出題は珍しいなと感じた。

ともや塾では漢字学習の例文に『芦田川の【ゲンリュウ】は三原市にある』『草戸千軒町遺跡の実物大模型の展示が【ジョウセツ】されている』といったものを意図的に入れている。

私の作成教材は『まぁたぶん役立たないだろうけれどどうせなら何らかの布石になりそうなものを』『どうせなら笑えるものを』といったことを意識して作成しているとはいえ,まさか役立つときがくるとは……。

総合

三原のちっさいオッサン予想だと,合格者平均が,国語33-36,算数28-31,理科24-26,社会22-24くらいかなぁ。(注:単なる一個人の予想です。

昨年は私の予想よりかなり低くなっていたのでやや控えめにしてみたがどうだろうか。

表現も以前は抽象的で曖昧だったので,今年は具体的な数値で予想し後日発表後に確認してみようかな。

余談

やっさだるマン,広大附属福山中入試問題デビュー。

出題意図としては室町時代の『祭り』『おどり』との関連付けであろうが,思わずニッコリしてしまった。

余談2

今年もお昼ごはんを食べ忘れました。