前回までの旅程:松陰神社・松下村塾→萩反射炉
元乃隅神社
読みは『もとのすみじんじゃ』。
萩から日本海側を海沿いに西へ。
かねてから訪ねたかった元乃隅神社へ向かう。
私は自動車旅が好きなので分からないが,公共交通機関で向かうのは難しそう?
まずはとりあえず駐車場に。
着いた。
複雑な構造の駐車場だなぁ。
用意された台数を見ればお察しの通り,連休などになると観光客が大挙して訪れることがあるとか。
(入るやいなや逆走してくる車があり面食らうなど。)
まず出迎えてくれるのが元乃隅売店。
営業時間9:00~17:00とのことで,到着したのが8時前だったので開店前。
絵柄がプリントされたクッキー,流行ってるのかなぁ。
ありがたい説明看板。
『元乃隅神社由緒』。
参拝時間7:00~16:30。
神社だけれど,参拝時間決まっているのね。
まぁ暗いと危険なところである。
さ,
『絶景』として写真でよく見てきた景色を……。
拝むかね。
(出オチ感。)
この鳥居群,アメリカでも『Japan’s 31 most beautiful places』として紹介されたらしい。
この日は雲がやや多めだが,それでも圧巻の景色である。
さ,まずは本殿(という表現で良いのか?)へ。
『日本一入れづらい賽銭箱』とのことで。
ハートまで付いており,カップルで行けば盛り上がる要素になるかも?
(『ようそ』で変換したら『∉』がはじめに出てくる塾講師PC。)
鳥居の下には『ここは通さないゾ』と言ってくるちょい役のような石像。
本……殿……?
『難関突破』。
東大寺大仏殿の柱穴くぐりを思い出すなぁ。
昨今のweb事情ではモザイクがかかりそうな石像。
ちゃんと隠していてえらい。
某塾の自習室なみに粗雑な置き方の表示。
それもそのはず,『元乃隅神社』は『神社』と名が付いてはいるけれど,宗教法人とは関係なく個人所有のものなのであった。
つまり,お賽銭も何もご利益など願うべくもなく。
我々の心の中の信心次第──も極まっている。
建立は1955年と新しめ。
(また出ましたね。難読熟語。読めましたか?)
さ,
鳥居群をくぐってゆきますかね。
規模も周囲の状況も全く異なるが,伏見稲荷を想起させられる。
中で撮ったほうが映えるか?
下りより上りのほうが映えるか?
……と,写真の撮り方を考えながら気軽に撮影するのが好き。
くぐり終えるのはすぐだった。
出口から入口へ向かう,不思議な感じ。
奥の大きな鳥居が例の賽銭箱のついた鳥居。
反対を向くとこんな感じ。
靴やバランスの取り方によっては滑り落ちそうな岩肌である。
ヨコから見るとこんな感じ。
私のように現地に赴くこと自体が好きな人でもなければ,絶景の写真を見るくらいで充分な地かもしれないなぁ。
アクセスもタイヘンなことだし。
余談
帰りの歩道にて,目の前を横切って行ったカニ。
巣穴に戻る瞬間を撮影できて満足。
どうでも良いことだけれど,塾の駐車場でもカニがうろついていたことがありまして。
思わず撮影しちゃったけれど,そんなことある?
(たしカニ。)