前回までの旅程:松陰神社・松下村塾→萩反射炉→元乃隅神社→角島大橋→角島灯台→角島灯台記念館→道の駅北浦街道ほうほく
関門トンネル人道
読みは『かんもんとんねるじんどう』。
角島から一気に南下して山口県と福岡県の県境へ。
車で渡ったことはあったのだけれど,この地にフォーカスして訪ねるのは初。
どーん。
『関門橋』。
見た目には尾道と向島の間のようにも見えるくらい近いなぁ。
この地に来た目的は2つあるが,まずは『関門トンネル人道』へ。
『KANMON PEDESTRIAN TUNNEL ENTRANCE』。
(↑おや?ヘボン式だとすると表記に間違いが……?)
駐車場に駐められるかなぁと不安もあったのだけれど,少数ながらも人道用の駐車場が敷地内にあって助かった。
エレベーターで地下へ降りるのだけれど……
おお,高度経済成長期のような(?)見た目。
それもそのはず,開通したのが1958年とのことで,ともや塾長よりもずいぶん旧い。
(エレベーター自体がその時代のものかは存じ上げませんが。)
開通が1958年ということは,構想や工事の始まりはそれよりも数十年も前で。
歴史に想いを馳せるに充分な年月でもある。
さ,地下に降り立った。
傾斜があるため地点により異なるが,地下50~60m程度まで降りたかたち。
さ,およそ780mほどの海底さんぽへ。
いってきまーす。
キレイな一点透視図法だなぁ。
真ん中がいちばん低くなっている構造なので,向こう側まで見えないのがタイヘン面白い。
撮るものが何もないので,いきなり県境の写真へ。
過去の県境写真を回想するなど。
↑多々羅大橋にある,広島県と愛媛県の県境。
↑雲辺寺付近にある,香川県と徳島県の県境。
ヨコからも撮りたかったのだけれど,道幅に対して文字が大きすぎてうまく撮れず。
やむなし。
県境は真ん中付近ではあるものの,ちょうど真ん中ということではないよう。
福岡側へ到着。
ありがたい説明図。
海の下を歩いている実感は全然なかったなぁ。
福岡側のエレベーター。
こちらも年季を感じられる。
さ,福岡県の空気を吸いに出ますかね。
和布刈神社
読みは『めかりじんじゃ』。
(↑難読すぎる。)
トンネルを出るとそこには……。
鳥居。
とりあえず記念撮影。
(歩き疲れた目をしておる。)
和布刈神社では散骨供養も行われているそうで,私も後世に負担をかけぬようこういったところに申し込んでおかねばなぁと思うなど。
これは個人的な考えだけれど,葬儀にしても墓石にしても,遺された人々の気持ちの整理などのために行うものであり,負担とするものではないと考えている。
鳥居と関門橋。
映える。
この時刻がどの程度のものなのかは分からないが,潮の流れの速さを感ぜられる。
潮の流れとその変化が戦局を大きく左右したという壇ノ浦の戦いに想いを馳せるなど。
(https://heike-anime.asmik-ace.co.jp)
(↑せっかくなのでアニメ『平家物語』の宣伝をしておこう。)
橋の下からこの構図で撮影するの大好き。
パノラマ撮影するとこんな感じに。
さ,歩いて戻るか。
余談
予告写真のうちのひとつはココでした。
上:外側焦点,下:内側焦点。
どちらが好みでしょう?
(アンケートを取って集計してみたい案件。)