県立広島中の塾向け説明会へ 2025

……に参加させていただいた。

※ 以下間違いのある可能性もありますので,公式情報をご確認ください。

県立広島中

広島中学校。

東広島市内にある,県立の中高一貫校である。

中学入学定員160名,高校入学定員240名(内部進学含む),6学年で定員1200名の学校である。

ともや塾では,第1期生から第5期生まで,毎年進学者の居る学校でもある。

2025年度中1には塾内の過半数の子が進学することになった。

受験結果,終わってみるまでホント分からないものだなぁ。

以下,私の主観的な意見も交えながら

1.学校概要

校長が交代とのことから。

県の方針があるとはいえ,校長のカラーが学校全体に影響することはよくあるものだけれど,県広はどうだろうか。

どうですか?>在校生

教育目標,育てたい生徒像,入学者受入方針などは,言語では表現されているが言語で表せない部分が大きいためなんとも受けとめづらいし,説明する側も説明にならないのが分かっていながら説明するしかないのだろうなぁと思いながら話を伺うなど。

以下も強調されていた。

・強力な教師陣

・豊かな教育環境

・高い志を持つ仲間

・DXハイスクール

・スーパーグローバルハイスクール

・数学に特化した活動

どうですか?>在校生

生徒たちからすると,他の環境と比較することができないので,このあたりは実感が難しいだろうなぁ。

まぁ『この学校に在籍していたおかげで○○ができる!』を感じようとすることが大切だろう。

2.合格実績

東京大5名(うち推薦2名)を強調されていた。

卒業生の進学先について,例年のように中学入学:高校入学の人数のグラフを作られていたが……。

今までは確かにわりと2:1だったのだけれど,数字が2:1からズレてきていてなお2:1のグラフを作られており,うーん……?

……と思っていると,これおそらく数値とグラフが上下逆になっていますね。

↑たぶんこれが正解。(資料をお持ちの方向け)

Excelで横棒グラフを作るとデフォルトで上下反転しちゃうらしく,それが原因かもしれない。

ミスはさておき,点線を太くして誤認を誘発させているのはちょっと印象が悪いかな。

また,最近5年間だけでなく1年ごとのデータも欲しかった。

高校入試の志願者を大きく減らした学年が卒業してゆく来年以降のデータはどのように推移するのだろう。

3. 数学に特化した活動

数学の活動をかなり推しているようであった。

広島大が近いこともあり,広島大の教授との連携についても話されていた。

大学が地理的に近いことやはり強み。

数学を楽しみたい子が楽しめる環境なのだろうか。

どうですか?>在校生

4. 入試情報

今年も現在まだ発表されていないという発表。(メタ的な)

5. オープンスクール

対象:小学生(となっていたので,6年生以外も受け入れているであろう。)

日時:5/31(土)午前(9:00-11:30),午後(13:00-15:30)の2部。

その他:駐車スペースなし,上履きや靴を入れる袋が必要,服装自由

後日HPに詳細掲載とのこと。

これに伴い,この日の塾の授業日(小6・中3)が変更になる予定。

6. 志願者減少の理由について

検査の合格者平均点等の質問には答えられないは毎年のことなので慣れてきたが……。

志望者減少の理由についてどのように分析されているのか質問してみたのだけれど,この回答も『志願したいと思える学校になるようがんばります』といったもの。

批難しているわけではなく,校内でどのように分析をされているのかが知りたかったのだけれど,回答が得られず残念。

少子化等の影響など学校自体とは関係なくやむを得ないことなのか,それとも学校側に原因があると考えているのか,外部要因か内部要因かくらいは伺いたかった。

(人の心が無さすぎる質問だろうか。)

7. 校内

今年も授業参観の時間が設けられておりまして,校内散策させていただくなど。

塾生たちの学校での様子をチラ見することができてタイヘン良かった。

授業への集中を乱したくないという思いもあり木石ととらえてほしかったのだけれど,中1生の教室からは『こんにちは!』『こんにちは!』と大声で挨拶の声が。

『邪魔したくない』『挨拶には応えたい』,この兼ね合いが難しい授業参観だなと思うなど。

(大声で雑談しながら参観する塾関係者もおり,それには閉口してしまった。)

高校生のほうはチラ見してくる子は居るけれど,授業は授業,参観者は参観者……と切り分けている様子。

中高6学年。

個人差があるとはいえ,これだけティーンの年齢をまたぐと反応の違いが顕著だなと感じる。

さて。

昨年に引き続き写真撮影について現場の教員に伺う。

『個人の表情などが映らなければOK』

『撮影時に音が出ないように』

……とのことだったので,『個人の顔,個人の作品,個人の持ちもの,無音』に注意して撮影。

昨年はデバイスからデータを移して消去したつもりが,移す前にデバイスから消去してしまいましたからね……。

(いやな事件だったね……。)

外観。キレイ。

ユネスコ・スクール。

スーパーグローバルハイスクール。

1:300模型。

移動がしやすいつくりになっていると思う。

気になるのは雨の降りこみ。

校訓。

『高い知性』←この並びをテキストで見ると自分の名前を想起させられる高橋知也塾長。

『あほなオッサン』みたいな並びで想起させられるとネタになって良かったのだけれど,ネタにしづらい。

中庭。綺麗ですよね。

まぁ,ぐるりと囲まれている上,1F2F3Fから目立つので,人から観察されている感じがあるかもしれないが。

廊下。

廊下。

教室。

教室。

自習(団らん?)スペース?

自習(団らん?)スペース?

グローバル人材の定義。

グローバルリーダーの定義。

へー。

定義があったんだ……。

これがABCD包囲網か……。(注:違います。)

あたりまえのこと(説明会へスーツで出席すること)などがちゃんとできない塾長,グローバル人材ではないというかグローバル人材たりえないよなぁ。

皆さんは重箱の隅底をほじくるような仕事ではなく,教科書に載るような仕事を目指しましょう。

(注:旅行記参照。)

『あたりまえのこと』,文化によって違うからあまりに難しすぎる……。

(今日の投稿が間に合わなそうだったら『文化の違い』という記事を投稿予定でした。偶然。)

『重』の書体が面白かったので撮影してしまったもの。

漢字に目が無い。

余談。

例年校長室は閉められていたのだけれど,今年は開いていた。

中にいらっしゃる校長と目が合い,挨拶をさせていただくことになった。

あまり見えない校長の人柄の違いを垣間見る機会にもなっただろうか。

新しい風に期待したい。

余談2。

美術部のドアに『びじつぶ』と書かれていたのも良かったな。

ともあれ,お忙しい中,説明会を開いていただき,また可能な範囲で質問に答えていただきありがとうございました。