昨日は勢い余って2件投稿しておりましたね…。
ひとつはまだ授業を開始していなかった時期に書いたもので,勢いのある書き方だなぁ…としみじみ思いました。
灘中の算数(1日目)
今まであまり興味がなかったのに,いきなりどうしたのか。
先日,オンライン会議を行っていたところ,「灘中算数(1日目)」の話題に。
クイズ形式で1問1問解いていく流れになったのだ。
私はまだ解いていなかったこともあり,楽しく解いてゆくことができた。
1日目の問題は,□に答えをあてはめる問題ばかりだから,「どんな力業でも良いから,解いたらOK」というもの。
「考え方を重視しなくて良いのか?」という意見もあるかもしれないが,そもそも考え方が分からなければ解けない問題ばかりで,解き方がいくつもあるものが多い。
もしカンで当てたとしても,その算数的なカン・センスが評価されるといった受け取り方もできる。
また,ひとつひとつの問題にかけられる時間が少なく,処理速度も試す試験である。
だから,説明などに時間をかけさせるべきではないものばかりだ。
このたび,灘中の算数に興味を持つ機会ができたのは本当に良かった。
1日目の難度であれば,入試問題演習にもちょうど良い。
(子どもたちのことを考えれば,時間は長めにとる必要があるけれど…。)
三原市周辺で,灘を狙う子はいるのかなぁ。
それにしても,錐体の体積計算に使う「1/3」は積分で証明しないと使えないため,問題はじめに注意書きが書いてあるのはさすがである。
逆に,算数においてその他の要素は自力で導くことが可能ということの裏返しか。
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