基本的にあまり信用しておりません。
SNSでアンケートをとった
いくつかのSNSでアンケートを取りまして…。
結果のひとつがコレです。
何なのかというと,
問.このアンケートの回答にインターネットを…
・利用した
・利用していない
・わからない
某SNSにおける私のアカウントより
このアンケートの目的は…
「インターネットを介してアンケートをとったとき,正しく回答しない方は居るのか?」というもの。
もちろん「数人居るだろう」とは予想していたし,今回のように匿名であればなおさらだ。
が,上記の結果のように,「インターネットを介してアンケートに回答するのに,インターネットを利用していない」を選択する方が,事前予想より多かった。
「わからない」の方は「意図が分からない」とか「SNSがインターネットを介したものなのかわからない」など,いろいろと考えられるが,これもいずれかの感情により「利用した」を選びたくなかったということだろう。
このアンケート結果からいえること
「アンケート結果」は事実を表しているものではない。
「回答者がアンケートを答えるときに思っている感情により結果が左右されるものである」といえる。
「感情」については,「正しい判断ができ,かつ素直である方」であれば正しい回答をするのだろうけれど,「正しい判断ができない方」「集計者の意図に沿いたくない方」「何者かに忖度する方」,…様々な感情をもった方がいるのだという背景を常に頭に入れておくべきだ。
また,場所や手段,コミュニティにより結果は大きく異なることも多いだろう。
これからも「アンケート結果」なるものには注意していきたい。
よく言われる,「数字はウソをつかないが,騙そうとする人は数字を使う」という格言が思い出される。
常に批判的な目で見てゆきたいものだ。
(「批判」は悪い意味で使われがちですが,「良い所・悪い所を見分け,評価・判定すること」です。)
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