予告どおり読み終わりまして。
「スタンフォードが中高生に教えていること」
良書だった。
2020年12月に出版された本であるので,コロナ禍での動きも含めて書かれている点がより良かった。
今まで紹介してきた本は翻訳本が多かったのだけれど,珍しく和書。
とはいえ,著者はスタンフォード大学・オンラインハイスクール校長であるので,グローバルな視点で書かれているといえる。
目次のうち,大きなタイトルは以下。
・その教え方が子どもをダメにする -恐ろしい8つの常識
・学校の定番をとっぱらう
・なぜオンライン学校が全米トップになれたのか?
・スタンフォード大学で実現した「生き抜く力」の育て方
・子どもの才能の伸ばし方 -8つの正解TIPS
・世界の教育メジャートレンド
・教育のミライ
全文を読んだのだけれど,もちろん共感するところもあればそうでないところもあるもの。
その中で,「これはこれからの教育に活かすことができるなぁ」と感じるものや,「活かすことは難しいけれど,相談時に紹介することができるなぁ」と感じるものを取り入れつつ,何度か精読したいなと思える本だった。
今も読みたい本はたくさんあるけれど,そろそろマインドフルネスに関する知識を仕入れてゆきたいなと感じているところ。
小学生の指導をしていると,マインドフルネスが役立つだろうなぁと感じることが多いので。