今年もこの単元の季節がやってきている…。
本日はプライベートな振り返りが多めの記事。
「線分比と面積比」の思い出
初めてこの単元を指導したのは2009年度,夏期講習で高2数学で「ベクトル」を指導することになったとき。
当時は自身も数学を再び勉強しながらの指導,しかも地域でトップの高校生たちのクラスを受け持つことになり,まさに必死で生きていたのを思い出す。
(広大附属福山高,誠之館高の生徒が大半のクラスを指導することになりました…。)
おかげさまで,高校数学では「ベクトル」や「数列」を指導するときがいちばん楽しかった。
まさかこのとき作成した手描きの図をいまだに使用することになるとは。
この2009年度から2013年度まで足掛け5年間,毎年高2数学を担当させていただき,毎度のようにこの図を使用することになりまして…。
奇しくもこの2013年度から中学受験の指導力を買われ,今度は2013年度から2018年度まで毎年小6算数を指導することになりまして…。
今度は小6算数で全く同じ図を利用することに。
高2ベクトルで扱うのは「分点」の内容の一部だけれど,小6算数では単純に「平面図形」の内容の一部でこの仕組み自体を扱う。
中3または高1で扱う「チェバの定理」や「メネラウスの定理」も必要なくなるし,算数/数学と仲良くしたい場合は粘着してでも取り組みたいものだと思う。
たとえ今後忘れるようなことがあったとしても,高校数学を学ぶときに学ぶハードルがずいぶん下がることだろう。
(平面図形が「視える」と楽しいよねぇ…。)
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