曇っていて「皆既月食」は見ることができませんでした…ザンネン。また来年11月に。
フェーン現象の通説が覆る
↑の記事を読んでいた。
「フェーン現象」といえば,理科でも社会でも学習するもの。
小学校の教科書では「フェーン現象」という名称は出てこない。(はず…。)
(小5社会上には,季節風の動きについて似たような話題は図付きで出てくるけれど…。)
理科の塾用教材には詳しく解説されているものもあるが,私が見かけたことがあるのは「熱力学メカニズム」によるものばかりであったし,必要であればその解説もしたことがある。
が,専門家による研究により,なんとその通説が覆ったのである。
「力学メカニズム」が8割,「マルチメカニズム(力学+熱力学)」が2割。
(しかも,マルチのうち68%が力学によるもの…。)
うーむむ,やはり理科や社会については,研究が進むにつれて常識が変化してゆくのだなぁと,改めて感じるもの。
以前「参勤交代」についても書いたけれど,古い解説がそのまま引用されている文献もまだまだ存在する。
また,全国的な有名校でなければ,入試作成者が,新しい情報を知らずに誤った知識前提の作問をされる場合もある。
常にアンテナをはりつつ,適切に対応してゆきたいものだ。
余談だが,「皆既月食」は那覇からの中継で眺めておりました。
2011年度中2理科,2014年度中3理科の授業中には,生徒と一緒に「皆既月食」を見ることができたものだけれど,やはり私は理科の授業のある日でないとうまく見れないようになっているのかしら。
(皆既月食は,見えなくなる日食と異なり,赤色に見えます。)
美しい写真を撮られていた方がいらっしゃったので,↓へ。
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