マインドコントロールではない…。
「MINDSET」
副題は「The New Psychology of Success」
邦題は「マインドセット ~『やればできる!』の研究」
こういったタイトルを見かけると,とりあえず手に取ってパラパラとめくってみるのだけれど。
パラパラ眺めていてタイヘン興味をそそる内容,かつ勉強になりそうな本であったので迷わず購入。
読み始めてからだいぶ経つのだけれど,ちょっとずつしか読み進める時間が取れておらず。
…つまり,まだ読み途中ということ。
メインの内容は「硬直マインドセット」と「しなやかマインドセット」について述べられているもの。
以前読んでいた「GRIT」もそうだけれど,「人は常に変化し続けるもの」であり,「評価はその場での評価に過ぎない」ということを強く理解するのにとても適切な本だと感じている。
(最近,20年以上前の失態を掘り返し,その後の修正,そして慈善活動などに全く触れず叩くといった大衆の動きが見られ,タイヘンザンネンな思いをしました…。過去のいじめを武勇伝のように語る方と同列に扱われたようで,ホントに傍から見ていてザンネンに思いました。)
私は「高IQ界隈」に居ることもあり,「IQ」という評価値に信頼を寄せすぎている様子を見かけることが多い。
IQなど単なる「その検査(テスト)での評価」に過ぎないし,人そのものを表しているわけでは断じてない。
が,そんなことはなんとなくは分かっていても,適切に言語化したり,深く理解し,かつその知識を教育に活用したりするためには私自身が成長すべきだと考えている。
そんなわけで,この夏に読みきりたい本である。
(こういった場で明言しておかないと先延ばしにしちゃいそうなので,この場を利用しております…。)
この夏は,もう一冊,「脳を鍛えるには運動しかない!」も読みたいなぁと考えているが…。
運動能力と知性には相関関係があるようで。大学ではよく実感することなのだけれど,「運動も勉強もできる!」という方,わりと多いのですよね。
マンガなどフィクションでありがちな「勉強はできるけど運動はヘナチョコ」像,居なくはないけれど,知性のない方の「こうあってほしい」というコンプレックスの裏返しを具現化したものなのだろうな…と感じる。
……私ですか?…私は知性も運動能力もありませんが,なんとか頑張ってせいいっぱい塾を運営しております。