SNSからの引用が多くなってきたなぁ…
「ユーザーは本当に欲しいものを言葉にできない」
とても分かりやすい説明である。
まだ自動車が無かった時代。
モノとしても存在しないし,概念も無かった時代のことである。
「もっと速い馬が欲しい」という言葉から,本質的なニーズを見出し,実現するというもの。
勝手な断定は避けたいものの,「なぜ?」を掘り下げていったり,理由をいくつか推測してみたりすることはとても重要だ。
これはイノベーションに限ったことではなく,日常生活でも常に気にしておきたいこと。
「○○が欲しいなぁ」→「なぜ?」
「○○がしたいなぁ」→「なぜ?」
「○○しなきゃ…」→「なぜ?」
自身に対してもこのように問うことによって,より本質的なことに迫ることができるし,より良い解決策が得られることが多々ある。
それが「単なる効率化」となる場合もあれば,「生活が豊かになる」こともあるし,こういった「ものの考え方」は人生を豊かにするもののうちのひとつであると考えている。
反面,単に不平不満を述べるだけで終わるようなものにはあまり執着せず,チラシの裏にでも書いて終わりで良いだろう。
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