祝日の無い月がやってまいりました。
小学5年生
国語は「随筆」を。
塾の少ない人数でも,日常的に「文章を読む」という行為をしているか否かに差があるなぁと感じている。
いま,教育に関するあらゆるものごとで二極化が進んでいるけれど,これもそのひとつだなと実感している。
算数は「場合の数と図形」を。
「場合の数」の問題パターンはさまざまな方向性のものがありすぎて,今のところはいくつかの紹介にとどめている。
ひとつひとつ考える時間を取りながらやっているけれど,「どう数えるか?」を考えること自体が良い思考訓練になっているよう。
理科は「電磁石」の問題演習,社会は「林業」「環境」を。
いま子どもたちの様子を見ていて,そろそろ理社についてアウトプットのウェイトを増やしていったほうが良いなと感じているところ。
いつも目の前の子どもたちの様子を見て授業形式などを切り替えるようにしているけれど,同じカリキュラムを予定していても毎回異なるパターンになりがちである。
(準備はタイヘン。)
小学6年生
国語は「随筆」を一区切りした。
今後「漢字テスト」も私が精選したものに切り替えてゆく。
読解についてはカンペキとはいえないものの,ある程度のハードルは越えられるようになったので,そろそろ他教科にウェイトをかけてゆこうかなと考えている。
算数は入試問題演習と,頻出単元の問題演習。
導入はほぼ終わっているから,問題演習をしながら必要なものを適宜行ってゆく。
毎度ながら中学受験はここからの伸びが見ていて頼もしい。
理科は入試問題をやりつつ,答案を見て必要な単元を抜粋して演習。
社会は小6の復習をメインに据えていたのだけれど,こちらも入試問題の答案を見ながら問題演習をメインに切り替えてゆく。
理社は国算に比べて裏切らない科目であるので,今やっている学習の方向性と時間がモノを言うだろう。
過去問と解説は皆意欲的に取り組み,そして聞いてくれているようで何より。
単なる問題の解説に終始せず,今後何を意識すべきかのアドバイスをふんだんに入れているけれど,これがかなり効いているよう。
土曜日は広大附属福山中の過去問をやったけれど,子どもたちのうち半分以上が140点中100点を超え,120点を超える子も。
一度のテストのことではあるけれど,10月ですでに実力がついてきているのはとても頼もしい。
適性検査の添削も並行して行っている。
こちらは授業外であるけれど,かなり時間をかけているところ。
自習室の稼働率も非常に高く,意欲的に取り組んでくれていて嬉しい。
中学1年生
「空間図形」へ。
中1数学の空間図形は完全に独立した単元になっている。
今は正多面体について,絵のかき方から指導。
これは私が中1のときに,とある先生に教えていただいた指導をそのまま流用している。
今までの単元と異なり,中学のうちに先に繋がる単元ではないがゆえに,「忘れたときにどう思い出すか?」はとても大切なもの。
「覚えればいい」は範囲の狭い範囲では有効だけれど,範囲が広くなった場合には「混同しやすいものについて,迷いが生じることを見据えてどのように区別するか?」などが大切だ。
数学では自力で導いてなんとかなるものも多いものの,中学数学の間にやれることは限られており,たとえば球の体積公式などはまだ導けない。
(高校生でもそこまで興味をもって数学をやっている子は超マイノリティだろう…。)
そんなわけで,「おえかき」からである。
中学2年生
数学Iの「分母の有理化」を進めている。
分母3項の式程度まで。
1問のウェイトが大きいので鈍足になっているけれど,理解して扱えるようになってくれているようで何より。