縮小していないけれど縮小した。
「高知県が“小さくなった”?!東京ドーム18個分…測量技術の進歩で面積縮小「地方交付税」に影響も
高知県が“小さくなった”?!東京ドーム18個分…測量技術の進歩で面積縮小「地方交付税」に影響も
↑元記事。
今年1月の調査で88ヘクタール小さくなったとのこと。
これは実際に小さくなったわけではなく,「高性能で精細なものが撮れるようになってきたため,より正確な面積が計算できるようになったから」のようで。
リアス海岸のように,陸地と海が入り組んだ地形が多いところでは影響が出ているよう。
また,それに伴い「地方交付税」にも影響が出るとのことだが,この計算に面積が参照されていることを初めて知った。
社会の指導は何年も行っているが,まだまだ知らないこと,誤認していることはたくさんあるなぁと感じる。
余談だけれど,公教育では「リアス海岸」のように語句から「式」を取り払ったものが多い。
TV等では,制作側が古い人間であるため「リアス式海岸」と述べられる場面も多い。
「単に自分が慣れているから」という理由で使用するのは構わないけれど,紹介するときには古い表現も紹介しつつ新しい表現で紹介してゆきたいものだ。
(「紫式部」は「紫部」にはなりません…。念のため。)