先週の授業 ~1/2-7

Posted on 2023年1月10日先週の授業 ~1/2-7 はコメントを受け付けていません

正月特訓→冬期講習→通常授業の週。

5年生

国語はいつも通りの漢字テスト。

全回の全員の平均点は96点を超えており,きちんと取り組んできたことが伺える。

漢字は字形・読み・字義を習得した上での語彙力テストであるため,目・耳から多くの言葉を取り入れ,どれだけ自身に浸透させているか……が問われるもの。

小手先で何とかなるものではないから,日々の生活すべてが漢字の学習といえる。

読解はいつも通り。

来年度の教材をどうするか,一度考える時間をとっても良いかもしれない。

算数は『特殊算』をたくさん進めた。

想定以上に理解が早く,時間がとれたため『計算の工夫』を今のうちに。

計算手段を多く知っておくことは,すべての単元で役立つ。

算数の試験は実力がついてくると『時間との兼ね合い』によって点数に大きく差が付く科目である。

ゆえに,問題の見方や手段をたくさん使える状態にしておき,臨機応変に対応できるようにしておきたい。

理科は『植物(6年)』,社会は『飛鳥時代~奈良時代』を。

理社は単元が多く,反復の回数を増やしたいためサクサクまわしておきたい。

6年生

正月特訓は以前記した通り。

1/4-6は周辺で入試を行う私立校もあり,入試後に授業に参加する子も。

午前中から午後までお疲れさまでした。

毎回の漢字テストは全回全員の平均点は98.9点。

ホンキでやっているのが伝わってくる結果である。

入試特訓は近大福山中の過去問を中心に,すべて採点し,答案をふまえた上で4科目の解説。

細かい採点基準は不明だが,私の基準で採点したが,全員が7割を超える日もあり,よく頑張ってくれているなと感じる。

反面,ミスの原因が明らかなものも毎度のようにあったことと思う。

『ミス』については『いまこういったミスに気付く機会が得られて良かった』という受け取り方で問題ない。

その上で,次に繰り返さないよう,具体的に案を練ることが次に繋がる。

土曜日はいつも通りの某過去問と4科目解説。

冬期講習を通して理社がだいぶ身に付いてきたこともあり,今回は解説にさほど時間がかからなかった。

そのため算数の実践問題を追加で。

そういえば,入試問題で扱われる国語の文章,小学生が読むには難しい文章が多いのですよね。

それが『読めるようになってきた子が増えているな』と,目の前で成長を感じられる。

国語は,設問がどうこうよりもまず『文章を読めるか』というところにひとつハードルがある。

『読める』が指すところも,『書かれている日本語をそのまま読み取る』『文脈を読み取る』『筆者の意図を読み取る』等レベルがある。

同じ語であったとしても,文脈によっては肯定的な意だったり,否定的な意だったり,皮肉をこめていたり,あるいは茶化しているだけだったり……。

冬期講習は私も時間がカツカツで毎年タイヘンなのだけれど,子どもたちはそれにきちんと答え,一生懸命取り組んでくれたのだなと感じられる,とても充実した冬期講習だった。

この日曜日の近大東広島中,近大福山中の入試で周辺私立校の入試も一段落する。

(後期試験を受ける子はもう1週間ある。)

この12日間の頑張りで成長を実感できる結果を出せていれば幸い。

余談。

12/24-30,1/2-1/7の私の合計授業時間は98時間でした。(白目)

事前に準備していないとさばけない授業時間ですね……。

問い合わせやお電話に対する反応ができないこともあり,ご迷惑をおかけしました。

今週からは平常運転でいけるハズです。