いつの間にか4月が半分終わっていた。
小学5年生
春期講習を終え,進級等ペースが乱れる要因がたくさんあったこともあり,案の定生活管理がやや乱れているかなというところ。
こういった生活面の成長も,この2年間で期待したいところ。
国語は漢字,短文,読解を淡々と。
個々の話はさておき,学年全体として『傾聴』と『自身の解答の精査』に課題を抱える子が見受けられる。
これらは『言えば分かる』といったものでもないため,私も子ども本人も根気強く向き合う必要があるだろう。
ともあれ,すでに真摯に向き合っている子も見受けられ,頼もしいばかり。
受験自体は相対的な競争だが,受験勉強は自身の成長であり,長いスパンで過去の自身よりどう成長したかを感じながら過ごしてほしい。
本人の他責性が強すぎるとどうにもならないものだが,慎重に向き合ってゆきたいところ。
算数は『分数計算』を進めている。
問題演習に割く時間がとれるだろうか。
理科は『動物の誕生』,社会は『地図』の問題演習を。
小学6年生
国語は漢字,短文,読解を淡々と。
漢字の取り組みがとても良い。
本番の入試では文章で使うべき熟語の精査になるのだが,この調子でいけば年度後半は語彙力養成に集中できるかなぁ。
算数は『文章題での比の利用』を。
比はうまく味方につければとても便利であるため,いろいろな活用法を身に付けてほしい。
理科は『天体』の問題演習,社会は『鎌倉~安土桃山』の問題演習を淡々と。
土曜演習では入試過去問と4科目解説を行った。
最近の問題をこの時期にやるのは初となるが,最終的にどう仕上げるべきかイメージをもってほしいという意図もあり,この時期に。
このあたりのタイミングは子どもたちの様子次第でやるべきかどうか慎重なのだけれど,今年度は妥当だと判断した。
結果,皆意欲的に取り組んでおり,それぞれの課題がリアルに明らかになったことと思う。
中学受験では長期間の養成が必須であるため,それぞれが向き合うべきことを早めに認識しておくのも力のひとつである。