夏期講習2週目。
5年生
漢字テストは全員100点の回もあったが,総合的にいかがだろうか。
継続して学習できそうだろうか。
例年,夏期講習あたりで漢字学習のペースが整う子は少なくないのだけれど,今年度は果たして。
読解の文章は大人向けのものが多い教材を扱っている。
様子を見ていると,中学入試を見据えて考えれば,文章に触れる機会がずいぶん不足しているのだと感じる。
この夏に語彙・読解,ともにそれぞれの子たちが自分なりに伸びてくれると良いなぁ。
これらの力は,すべての科目に影響する基礎部分でもある。
算数は『円の長さと面積』『差集め算』『つるかめ算』へ。
5年生は導入よりも演習にもっと時間をかけねばなぁ……やるべきこととの兼ね合いが難しい。
算数は理解にかかる時間,慣れるのにかかる時間,──ホントに倍どころか10倍くらい時間に差があることもザラである。
重要なのは,いまどうであるかよりもいまどう成長しようとしているかである。
理科は『4年生の復習』,社会は『水産業』『工業』へ。
6年生
漢字テストは全員100点の回も数回出てきた。
夏期教材は新しめ,かつ大人向けの文章を多く扱っている。
読むだけでも学びになるが,教材は設問が付いているから能動的に理解しようとせざるを得ないのが良い。
読めるようになってくると,題材自体が面白いと感じるものだろう。
算数は『資料の整理』を終え,『素因数分解』を扱った。
理科は『電流と発熱』の問題演習。
これも近辺での出題は少ないが,過去問が主体になると扱う機会自体が少ないため,今のうちに自分のものにしておきたい。
社会は小学生の全単元の導入を終えた。
復習と問題演習がメインになる予定。
今年度は入試問題を題材にしてゆこうかな。
『5年生の学習内容における情報社会』『環境問題』『歴史における現代』『国際社会』については問題集の内容と実際の入試問題で扱われる内容では方向性が全然違ったりするもので。
このあたりは塾用教材での学習も必要だが,入試問題や学校の教科書学習も重要である。