AIとうまくつき合ってゆく時代。
芥川賞受賞作もチャットGPT駆使
芥川賞・九段理江さん 受賞作はチャットGPT駆使「5%くらい文章そのまま」「うまく利用しながら」
↑ニュース記事。
1か月前のニュース記事を今さら。
また、AI時代に小説を書く意義を問われ、「今回の小説に関してはAIとかチャットGPTとかを駆使して書いた小説でして。全体の5%くらいは生成AIの文章をそのまま使っているところがある。うまくこれからも利用しながら、かつ、自分の創造性を発揮できるような。うまく付き合っていきたいと考えております」と述べた。
自身の生活で「誰にも言えないようなことを人工知能に相談したりしたことはありますね」と振り返り、「AIが期待したことを言ってくれなかったりした場合に、主人公のセリフに反映させてみたりということはいくつもありました」と語った。
こと『AI』についてはゼロかイチかだけで語られている文脈を見かけることが少なくない。
今回の記事では,『AIに相談したり』『部分的に生成AIの文章をそのまま使ったり』といったことまで言及されていてとても良かった。
使ったことのある人なら分かるが,AIは『参考にする』『手伝ってもらう』『自動化できる部分を自動化する』という側面で非常に役立つもので。
私は全然使いこなせていないが,web上の集合知的なものをすぐに抽出できたり,何らかの具体案をすぐに複数出してもらえたりといった活用,誰にでもできてとても便利だなと考えている。
深層学習する際の学習元の著作権問題など社会的な課題はたくさんあるものの,まだ『どのように活用できるか』を各人が模索している段階が続いているなぁ。
関連記事