Tactus

高校生の活躍!

Tactus

『Tactus』は,ナカダリオさん制作のインタラクティブアート。

もう四半世紀が過ぎてしまったが,21世紀を代表する芸術はインタラクティブなものになるのではないかと考えている。

ナカダリオさんは,2007年生まれの現役高校生。(2025年現在)

https://www.tactus.jp

↑公式。

For Asia Pacific Mensa Members – Exhibition Announcement My MR artwork “Tactus” will be exhibited at the Asia Pacific Mensa Gathering 2025 (AMG 2025) on November 14–15. Looking forward to sharing this sensory journey with you all soon! #Tactus #AMG2025 #JapanMensa #Mensa

↑このたび,ご本人がX(旧Twitter)アカウントでAMG2025で展示されることをオープンにされていることもあり,私も体験する機会を得られたので,ご紹介。

(JAPAN MENSA会員という繋がりがあるだけで,こんな機会を得られるなんて……と思えることがたくさんあるなぁ。与える側でなく享受する側にばかり居る気がするが……。)

↑『Tactus:Echoes in the Flow』

動画に出てくる言葉ひとつひとつが,言語の無力さ,そして言語ではないものによる表現を可能にしようとする思いが感じられる。

VRゴーグルを用いたインタラクティブアートであるがゆえに,テキストや画像,動画ですら概要を伝えるのが難しい。

インタラクティブアートの欠点は,実体験するしか魅力が伝わる手段がほぼないといったことだろうか。

とあるSNSに私がテキストで投稿していた内容を以下に転載。

VRゴーグルにより、散らばっていたり集まっていたりする水に触れたりカットして遊んだり。

触感は得られなかったが、頭を突っ込むと水中らしい音になることに感心。

同じくVRゴーグルによる空間お絵かきも体験。

描き始めや描き終わりの調整は難しかったが、空間に絵を描くこと、そしてそれを共有することは、アイディア次第で活用できる場面がたくさんありそう。

無責任な体験者としては、まるで万博のパビリオンのひとつのように楽しんでしまった。

概要を見ずに体験しようと思っていたため,このような感想に。

先の動画を観れば,音がテーマにもなっていたようだけれど,それには全く気付けなかったのが心残りか。

人によっては,浮かんでいる水を触る感覚なども得られるよう。

もうひとつの体験となる空間お絵描きも面白かった。

これ,空間図形を理解するのにとても使えそうだなぁと数学講師視点になってしまう塾講師脳。

ともあれ,未来のあるナカダリオさんの今後の活躍に期待。

余談

AMG2025の画像掲載は,何が秘匿事項からはみ出すかの判断が難しいためあまりオープンにしていなかったのだけれど,Tactusの写真を掲載。

他者が写り込まぬよう配慮することが常態化しているオッサン。さすがである。

記念撮影は,VRゴーグル装着時でなく,VRゴーグル装着用の布マスク。

こういう写真撮るの好きすぎだろ……。

この画像ですら,人が写らぬようにサッと撮っちまうんだ……。

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Posted by ともや