【社会】市長選で同数票
11月のニュースを今ごろ。
市長選で同数票
同数だった神栖市長選投票結果を再点検、結果変わらず市民には困惑も
↑ニュース記事。
当時のニュース記事を探そうと思ったのだけれど,票数数え直しのニュースばかり出てきてしまった。
26日に行われた茨城県神栖市長選の投票用紙の再点検は、約5時間かけて行われた。再点検の結果、3選を目指した現職の石田進氏(67)と元市議会議長で新顔の木内敏之氏(64)の得票は同数1万6724票のまま。まちを二分する得票結果が招いた異例の事態に、戸惑いを隠せない人もいた。
今回の市長選の投票率は44・22%
茨城県神栖市の市長選。
現職vs新人の票数が16724vs16724の同数になったというニュース。
こんなことがあるんだ……ということを見せつけられ,話題に。
公職選挙法にもとづき,くじ引きで当選者が新人に決定した。
(法律に基づくとくじ引きにもつれこむのだなぁという学び。)
現職市長は再点検を求めたが,再点検でも同じ結果になったという。
たとえ法律に基づいていたとしても感情的には納得できないというお気持ちもよく理解できる。
これは,自分の立場だけの問題ではなく,同数に持ち込んでくれた支持者あればなおさらのことであろうと推察される。
ダメ押しだったのが,この市長選の投票率が44.22%で,2005年の合併以来過去最低だったと。
あと1票でもどちらかに入っていればしこりが残らず決着がついたものだろう。
その1票で,市の政策に違いが出るのだから,有権者にも考えるところができるのではないか。
(まぁ,無責任な傍観者としては,単なる選挙結果にこんなに興味深いできごとがあるんだ……という感想になるけれど。)



