私の得意なこと:対話授業

Posted on 2019年9月19日私の得意なこと:対話授業 はコメントを受け付けていません

対話授業が好きだ

対話授業といっても,生徒どうしがグループを組んで対話する授業ではない。

講師である私が,生徒と対話する授業だ。

対話授業の素晴らしさは,何より

「子どもたちが何に疑問を持っているのか?」

「子どもたちはどこが腑に落ちないのか?」

「私の使っている表現は子どもたちに通じる表現なのか?」

がダイレクトに分かり,私自身学ぶことが多いところだ。

子どもたちの間で流行っていることがわかれば,授業の中でその流行りを取り入れて指導することもできる。

また,対話することにより,子どもたちも積極的に授業に参加しやすくなる点も良い。

パッチ・アダムスのように

「パッチ・アダムス」は,実在の医師で,その伝記が映画化までされている。

彼の根底にあるのは「愛とユーモア」だ。

私は医師ではないし,「笑い」を医療に活かすなどということをしようというわけではない。

だが,「笑い」を教育に活かすことはたいへん意義があることだと考えている。

(授業中に「笑い」が止まらなくなってしまった子もいたが,その子も無事広福に合格したのもなつかしい。)

興味を持ってもらうこと

「教育」の場で,指導者がまずやるべきことは「興味を持ってもらうこと」だ。

これを怠ると,いくら講義内容がよくても,いくら保護者受けの良い授業ができても,子どもたちには響かない。

だからこそ,「興味を持ってもらう手段」として「ユーモア」はとても大切だと思っている。

また,今まで卒業していった子どもたちから聞いて嬉しかった言葉に,以下のようなものがある。

「学校より家より塾のほうが楽しい」

この言葉は何よりも嬉しいものだ。

ただ大学生のアルバイトとのおしゃべりが楽しいとか,そういったことではない。

「授業の内容が楽しい」と言ってくれるのだ。

「家より」という部分はちょっと申し訳ないが,受験が終わるまでなので許していただきたい。

勉強が好きになること

興味を持つことができると,自分で目標立てて学習することに,意義ができる。

「ユーモア」があれば,「勉強=イヤなもの」というレッテルも薄れていくもの。

もちろん,どうしてもツライこともある。

だけど,「どうせやらなければならないことなら,どうやったら楽しく取り組めるか?」という発想があれば,楽しく学習することもできる。

とある高校3年生の生徒が次のようなことを言っていた。

「センター国語の練習やるのイヤだったけど,友達と同じ時間にやって,終わったら点数を見せ合う。そうすると楽しみながらやれた」

これは「ユーモア」というほどのものではないかもしれないが,「どうすれば楽しんでやれるか?」を実践しているといえる。

やはり,ただただ「苦労して学習する」といった考えは前時代的だし,達成感よりも「楽しむこと」が大切だ。

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