福山市のCOVID-19による入院等が0になったそうで。
6月の予定表
6月は祝日が無いので,何の変哲もない予定表である。
時刻はようやく通常の夕方授業となる。
4分の1年
3月を新年度として,すでに3か月が経過した。
4分の1年。
学校の3学期と同じくらい,もしくはそれよりも長い期間だ。
この期間,教育現場ではさまざまな変化があった。
小中高のすべてをひっくるめるならば,学力上位層は「自分の時間が取れることにより,適切な勉強ができ,学力が伸びた」,学力下位層は「必要最低限な教育機会すら得られず,学力が低下した」,…という2極化が進んでいる…といった情報を聞く。
義務教育は,学力の最低レベルの底上げを重視するから,下位層にとってはメリットが大きい。
反面,「能動的に勉強できる子」たちにとっては,足踏みさせられるムダな時間が多い。
だから,学習機会の自由度が高かったこの期間は,「学校が無い場合の教育はどうなる?」ということが,少しだけ垣間見れる期間でもあった。
(ただし,今回は「いずれもとの教育に戻る」という前提条件のもとの取り組みであろうから,もっと期間が伸びれば,変わった推移を示すのかもしれない。)
いずれにせよ,子どもたち,保護者,教育現場の方々,それぞれが,いろいろな新しい試みに触れたはずだ。
コロナ禍によりいろいろなものに振り回される状況は,誰のせいにしても仕方がない。
ただ振り回されるだけにとどまらず,「この中で何ができるか」を常に考えてゆきたいものだ。
教育業界全体がどのように動いてゆくのか,非常に楽しみである。
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