夏期講習が始まった。
小学5年生
午前中とはいえ,夏期講習はいつも通り3コマ授業。
国語は漢字テストで2日連続全員100点という快挙。
学習がうまくいっているようで何より。
読解は夏期教材を使用し,いつもと異なる雰囲気で。
算数は「多角形の面積」を進めている。
基本の導入は終えたので,複合図形の扱いなどを。
図形は「見ただけで解き筋が分かる」「かかれていないけれど補助線が見える」といったセンスを磨く必要のある単元でもあり,これも「慣れ」が重要。
理科は5年生の単元をほとんど終えたので,「3~4年生内容の復習」を。
理科社会は積み上げというより単元の紹介で通り過ぎただけになることが多いため,学習頻度が重要だ。
社会は「食料生産」「水産業」を終え,次回から小5下巻の内容に入る予定。
授業回数の多い夏の間に進めておきたい。
小学6年生
5コマ授業を3日分終えた。
長い授業時間だけれど,ずっと集中して取り組んでくれる様子が見受けられ,とても頼もしい。
それどころか「朝から自習室使わせてください!」と朝から自習,午後から授業の流れになる子たちも。
それでも「明日も朝から行きたい!」という声も聞くことができ,タイヘン嬉しい。
ふだん学校へ通っていることもあり,自習室の稼働率は高くないのだけれど,夏休みを利用して充実した自分の勉強ができているもよう。
「宿題は自主勉強!」といった矛盾した自主勉強でなく,自発的に勉強をしている様子はとても嬉しい。
良い子ばかり集まってくれるなぁと実感する。
さて。
国語は漢字テスト100点は毎回半数くらい。
まぁミスの数やどのようなミスをしているのかを見れば,どれくらい真摯に取り組んでいるかはある程度分かるもの。
がんばっている様子が伝わってくる。
算数は「立体」を。
今のうちに切断や水量などを扱っておく。
また夏休み中は毎回「計算特訓」も行っている。
計算の順序や工夫などは,今のうちにできるだけ高いレベルにもっていかねば。
理科は今までの復習+αの内容を7月上旬から使用している新しい教材で。
まだ範囲を絞らず,ちょっと広めに潰しが利くよう導入。
社会は「歴史」「国際社会」を終えたので,小学生の全単元を終えた。
こちらは理科と異なり,キーワードの暗記もしつつ,内容重視で復習内容へ。
3-4年内容も大切なのだけれど,ボリュームのある「5年内容」から復習。
演習は算数を全単元の小問集合教材で。
夏は復習も含め特殊算をたくさん扱う予定なので,そのダイジェストや復習も兼ねてトレーニングを。
…端的に書くつもりがだらだらと長くなってしまった。
実りある夏休みになりそうな予感。
中学1年生
「反比例」へ。
とある公立の子は「数学は学校で1番です…。」というのを聞いていたのだけれど…。
とある私立の子は「数学は学校で9番です…。」とのことで。
校内順位は大健闘しているよう。
反面,私が感じたのは「この地域の標準的な数学力では全国レベルの大学入試には到底対応できない…」という心配。
大学に興味がなければ問題ないし,余計なお世話なのだけれど。
数学は,英語などの語学と異なるのは単元ごとに短期間で集中的に鍛えることができることが挙げられる。
が,それでも積み重ねであることは変わりなくて。
中学数学で苦戦しているようでは,高校数学,特に数IIB以降には到底ついていけない。
高校数学を担当していたときでも,高校3年になって「漸化式の復習をやろう」となったときに,それまで塾で学習していた子たちは付いてこれるのだけれど,ギリギリで入塾した子についてはもうチンプンカンプンで。
そもそも「数列」については「等差数列」「等比数列」にばかり時間を割き,「漸化式」などほぼ触れていないなんて状況も聞く。
(数Bの「数列」はむしろ「漸化式」がメインです…。)
大学入試とその子を繋げるものとして私ができることは何もなく,もうお断りするしかなくなる状況には数度出くわした。
(福山市内の公立高校で,1番手や2番手の高校の子などでも,です…。)
そんなわけで,自身の立ち位置を考えるならば,全国模試を参考にするしかないなぁと,改めて感じた。
全国レベルを視野に入れるならば,「井の中の蛙」におさまらぬよう意識せねば。
中学2年生
「三平方」の立体への応用を進めている。
奇しくも小6の「立体の切断」と同じ時期に。
まったりやっているが,来月中には高校内容に入るかなぁ。