好きこそものの上手なれ…。
AIくずし字認識に挑戦でグーグル入社
↑リンク。
はじまりは「源氏物語」が好き。
が,そんな中で日本の古典文学を研究する上で「くずし字」が読めない壁にぶつかる。
そこで,「くずし字」を認識するアプリを開発したというのだ。
国文学研究者らの反対にあいながらも,自身の夢を諦めず「好きだから」という理由でやり通した姿はスバラシイなぁと感銘を受けたもの。
逆に,専門家の反対に関しては,「自分たちの専売特許,立場が脅かされそうになると,平気で若者の芽をつもうとする」…そういった姿勢が伺え,「社会とはそういうものなのだよな…非常にザンネンなところ」とも感じた。
昔読んだ「ランプ屋」の話を思い出した。
世の中に電気が普及し,電灯が一般的になってゆく中,ランプの需要がどんどん少なくなり廃業に向かうというもの。
ランプ屋の生活も守らねばならないが,文明の発達,日常生活の発展も大切である。
ランプ屋の生活については,専門を捨てて別の手段で生計を立てるか,または専門性を活かしてブランド化するか,社会の変化とともにランプ屋側が対応してゆくべきもの。
私も塾業界に身を置いているけれど,教育サービスについては今後さまざまな展開が予想されるし,明日は我が身である。
今の状況に固執せず,社会の変化に柔軟に対応してゆかねばなぁ…。