サービス業をやっていると,これを見ている人と見ていない人が居ることを実感する機会が多い。
見えない努力が見えるようになる
プログラミングの話題なのだけれど,そこで子どもが得た知見が「見えない努力が見えるようになった」だそう。
この「見えない努力が見える」のは,相手を思いやる上でとても大切な能力であると思う。
これが見えず,主観的に自分の都合が押し通せるか押し通せないかばかりで話を進める大人をたくさん見てきたがゆえに,強くそう感じるのかもしれない。
私が小学生のころ,国語の教科書で「いっぽんの鉛筆のむこうに」というタイトルのお話を読んだのを思い出す。
一本の鉛筆ができる過程で,黒鉛を採掘する人,木材を切る人,資材を運ぶ人,…さまざまな人が関わり,その人たちの努力でモノ作りが行われていることが示されている内容だった。
小学生の頃は,「ポディマハッタヤさん」,「トニーゴンザレスさん」という,ふだんは聞き慣れない名前とともに記憶に残り,同世代の知り合いと話せば内容が通じる程度には覚えているものだった。
(ポディマハッタヤさんは,つい先日新型コロナウイルスで逝去されて話題になりましたね。ご冥福をお祈りいたします。)
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