× AIに仕事を奪われる!
○ AIの仕組みを学んで使う側に立とう!
AIによる個別指導
↑キャッチーなタイトルである。
個別指導の効果が高いのは当然のこと。
が,問題はそのコスト。
コストを集団指導に近いものにするならば,アルバイト講師などで賄わねばならなくなってしまう場合がほとんど。
安価な個別指導となると,他の収入が無ければ講師側の生活が成り立たない。
ゆえに,私も集団指導を行っている。
そんな中,AIによる個別指導の実験が行われたのだ。
ただ,今回は米国海軍の新人に対して行うIT技術教育となっているため,残念ながら子どもたちの指導にはまだ難しいように思う。
というのも,幼稚園・小学校・中学校・高校……の間は保育から教育への接続が混ざりながらつながっているためだ。
衛星予備校など,高校生くらいになるとビデオ授業+チューターというのもずいぶん一般的になってきたが,二次性徴真っ只中の中学生,それにさしかかっていない小学生であれば,これを使える子はだいぶ限られてくるだろう。
子どもの場合は教師との関わり合いも求めている場面も多く,人と触れ合うことで成長してゆく効果も期待するのであれば,これはAIではなかなか替えがきかないかもしれない。
教育に関わる分野でのAIの活用,続報に期待したい。