年越しそばをいまだに食べておらず,2022年に取り残されております。
5年生
ほぼ毎日授業であることもあり,漢字は総集編をいつもの4分の1の分量。
短文もナシ。
読解はいつも通り。
中学入試の国語の出題,年々なだらかに対象年齢が上昇しているように思う。
ゆえに,設問云々の前に『書いてあることをそのまま読み取る』ができるか否か。
これは日常の経験・体験,そして生活語彙や教養の差によるところが大きい。
時間のあるときに勉強以外のことをたくさん経験してほしいと考えている。
算数はようやく『特殊算』を連発。
5年生。
『小数・分数の計算』に始まり,『3.14の計算』『割合』『速さ』,……学校で学習する単元も重いところが多いため,ともや塾では『特殊算』は後回しにしているものが多い。
冬休みに入るので,ようやく『和差算』『方陣算』『植木算』『相当算』『分配算』『等差数列』『規則性』『流水算』『通過算』等をぐるぐる回しているところ。
『相当算』等は『割合』をベースとするし,『通過算』等は『速さ』をベースとする。
算数は思考力を養う科目であるため,単なる小手先の単元と捉えるにとどめず,思考するという大局的な視野で学習してくれたら幸い。
理科は『動物のからだのはたらき』と『生き物と環境』,社会は『歴史』へ。
地味な変更だが,理科は『微生物』の学習が5年生から6年生へ移動し,学習する生き物もだいぶ減ったのですよね。
(『プランクトン』は本来の語義で使われていないことが多いので,理科・科学での使用は避けたい。問題集に書いてあれば補足説明せねばならない。)
6年生
こちらも国語は同様。
4年生までの漢字の総集編も扱いたいが,子どもたちの様子を見るに5-6年でもまだまだ手いっぱいかなぁ。
総復習の教材を扱う時期だが,近大東広島中・近大福山中の過去問がちょうど良い難度であり,本番対策も兼ねられるのでそれを使用。
受験する子たちにとっては,学校の出題傾向を知る学びにもなる。
学校の名称や問題や解答用紙の見た目は似ているが,傾向はかなり異なる
近大東広島中はどちらかというと思考を問う,近大福山中はどちらかというと中学内容の先取りを問う上,算数は平面図形の難度に大きなブレがある。
毎度ながら,採点してミスしたところを確認した上で全科目解説している。
まだまだ甘いところもあり,総復習にちょうど良いなぁと思いながらやっている。