大人から促すのは難しい。
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為末大先生のTweet。
為末大先生の文章,広大附属福山中の国語に出題されたこともありますねぇ。
『いい子』という表現は『大人にとって都合のいい子』を指している場合が少なくない。
ではダイレクトに『いい子』という表現をしなければ良いのか?というとそういうことではないという具体例だなぁと感じる。
先述の例は,一般には『いい子』だとか『素直な子』とされるかもしれないが,実際には主体性を奪われた子にあたるのだろう。
おそらく『自分で考える』を『自由な発想』ではなく『ご機嫌うかがい』のような意で考える子に仕向けられているように思う。
このあたりのさじ加減,苦慮されている保護者も少なくないのではないだろうか。
私自身は目先のことはとりあえず,大局的な視点で見ることを心掛けているので,短期的に見ればマイナスになることであれ,長期的に見ればおそらく良いだろうという行動をとるようにしている。
が,子どもは一人一人全員違ううえ,成長過程や信頼関係の度合いにもよるもので,毎回正解というわけもなく,いまだにもっと良い手があったかなと感じることも多々ある。
こういった,『一度立ち止まって考えられる言』に触れる機会を常に大切にしたいものだ。