5日間。
5年生
1回の授業が2時間半といつもより短いとはいえ,連日の塾であった。
何度も繰り返しているように思うが,まだ通い始めで塾のいろいろなものごとに『慣れる』時期でもある。
中学受験の勉強は小学校の勉強のレベルと比べると乖離しているといっても差し支えない。
ゆえに,内容,ペース,暗記量,生活リズム──慣れてゆくべきことは多い。
春休みをはさむと学年の進級もあり,卒なく日常を送ることができれば良いのだが……。
国語はいつもとは異なる教材で,読解のほか文法も扱った。
カンペキにすべきものではないが,基礎知識として触れておくと役立つといった程度のことを。
算数は『整数』を進めた。
5年生は重い単元があまりに多いが,3-4月は特に『基礎力』に関わる部分でもあり,能動的・主体的に取り組むことが必要だ。
また,それぞれの子たちの今の基礎力もなんとなーく把握してきているところ。
導入が一段落したら,問題演習をしながら抜けている部分の補充もしてゆかねばね。
理科は『植物』,社会は『日本の領域』等を。
社会については1学期の間はペースが学校に抜かれるタイミングがあるかもしれないが,やるべきことをやっておく。
6年生
1日4時間を5日間。
毎日元気いっぱいで皆集中して取り組んでくれていたようで。
見ていてこちらも元気づけられる。
国語はいつもと異なる教材で,読解のほか漢字に関わるものごとを扱った。
少しでも語彙や考え方の足しになれば。
算数は『図形の回転』を。
基礎がしっかりできておれば,今までの計算法や思考法を組み合わせて難無くやれるところまでこぎつけるはず。
逆に抜けがひとつでもあると詰まってしまうところでもある。
こちらも主体的に取り組んで鍛えてゆかねばね。
理科は『天体』について,特に『月の満ち欠け』を重点的に扱った。
近辺の入試問題での問題演習も行ったが,今のところこの単元は大丈夫そうかなぁ。
地域的に,理科は入試問題より受験用問題集のほうが難しいから……。
社会は『鎌倉時代~安土桃山時代』の問題演習。
歴史については全て学習し終わってからでないと入試問題は扱いづらいのだが,時間があったので多少扱ってみた。
入試問題を扱う理由は,この時期に『触れておく』ことで,今後の勉強をするときに『どのような出題のされ方をするか』を見越して学習することが可能になるため。
いまの時期は,解けるか解けないかは二の次である。
脚を痛めたまま突入した春期講習。
今年も無事完遂することができてよかった。
子どもたちそれぞれが,成長を遂げてくれていれば何より。