オープンスクールの季節。
(今年度在塾生に志望者は居ませんが,叡智学園のオープンスクールの受付が知らぬ間に終了していました。情報漏れでスミマセン。)
小学5年生
語学はいつも通り淡々と。
前回から引き続き漢字の取り組みがとても良い。
トップ層を目指すならば,字義の学習のほか,熟語の意味を調べる等もやってみても良いかもしれない。
このプラスアルファ部分は単にノルマとして身に付くものではないので難しいところ。
算数は『割合』の食塩水へ。
食塩水については理科でも用いるので,身に付けておくと一粒で二度美味しいところである。
ここの習熟度は例年個々人によるが,計算力や読み取りといった基礎力との兼ね合いにもなるため,自身としてどう成長したかに注目してほしい。
理科は『流れる水のはたらき』,社会は『日本の気候』と『暖かい地域のくらし』。
理社にあまり時間を割けていないため,今期の内容は導入がギリギリ終わる程度になりそう。
小学6年生
語学はいつも通り淡々と。
取り組みがとても良い。
あとは広大福山附属の長文への慣れと,適性検査に備えた記述の練習をやらねばね。
算数は『場合の数』へ。
漏れなく数える方法を考える単元なのだけれど,『1通り2通り具体的に見つけることが目的である』と誤認する状況はよく見かけるもの。
『とりかかれそう』という意味では馴染みやすいし基本問題の難度はあまりに易しいのだが,あらゆる状況で『正確に合わせる』という意味では難しい単元である。
受験算数で最も難しい分野のひとつでもある。
いろいろな解き方の紹介はしていくものの,すべて習得してゆくのは難しい。
いま『なぜうまくいくのか?』『なぜこれではうまくいかないのか?』を思考してほしい単元である。
理科は『てこ』の計算演習,社会は『江戸時代』の復習を。
5年生と比べ理社の時間が2倍もあるので,ゆとりがある。
理科の問題演習にもっと受験問題を交ぜてゆこうかな。