いつの間にか2023年上半期が終わりましたね。
5年生
2度目の塾内テスト。
結果と講評は既に在塾生には届いているはずだが,いかがだっただろうか。
他塾の傾向については他塾の模試と成績分布で知る程度だが,自塾の傾向については塾内テストでよく分かる。
小学校内での立ち位置,塾内での立ち位置,受験生全体(全国でなくローカル)の中での立ち位置はそれぞれ異なるもので,入試時には受験生全体(全国でなくローカル)の中での立ち位置で評価される。
これは日常生活の肌感覚で分かるものはない。
こういったことがあるから,自身の現状を客観的に知るためにも外部模試は積極的に活用してほしい。
また,今後に向けて重要となるのはこういった機会に『どういった課題があるのか』を考え,ひとつひとつ真摯に向き合ってゆくことである。
たとえば『計算に手間取り過ぎている』となった場合は『まずは計算を手早くかつ正確にするために解決策を講じる』等である。
また,学力アップのためには複数の問題解決が必要なことがほとんど。
具体的には,『AもBもCもDもEもFも備わっていればすんなり習得できる』といった中で,個人個人について『Aだけが足りない』『AとEとFが足りない』『BとEが足りない』等の課題が見つかる。
課題が複数あった場合,『まずはAについての解決をするぞ!』とAを解決してゆくことは大切である。
が,『Aを解決したのに全然よくならないじゃないか!』ということも当然よくある。
『Aの解決は必要条件であり充分条件ではない』からだ。
算数の大問や適性検査の問題を解いている様子を見ていると,このあたりがよくわかる。
答案だけでは『○か×か』しか分からない場合が多いが,どこで詰まっているのか,どこまで解決できるのか,が見られるのは解いている様子を見ているときや,解説中に質問が出るときである。
結果はどうあれ,現状を受け容れて未来にどう活かすかという観点で見てほしいものだ。
今後に活かされてゆけば,『あのときに結果を鑑みて真摯に向き合う機会になって良かった』となるだろう。
6年生
単元を限定してものとしては最後の塾内テスト。
決して易しいテストではないのだが,算数は満点の子が出るなど。
これは塾内初であり,誇って良い。
(ただし,誇ったあとは謙虚さを取り戻してください。偏らぬよう。)
7-8月。
国語はいつも通りやりつつ,記述多めの問題集に。
算数は『なんたら算』等単発の単元を怒涛のごとく。
理科は『計算単元』等思考力が必要になる単元をはじめ全単元を。
社会は『大正時代』以降の歴史と,『国際社会』を導入し,復習へ。
このような予定。
お楽しみに。