え?そうなの?
年間132万円?
「二月の勝者」中学受験は「年間132万円!」 生々しい数字にネットも反応
↑ニュース記事
oh…都会の受験事情はスゴイなぁ…と感じた記事だった。
小学生の塾って,「補習塾」と「中学受験塾」では目的もやることも全く異なる。
が,それでも「学習塾」とひとくくりにして比較されてしまいがちなもので。
「ともや塾」の受講費,安くはないのだけれど,中学受験塾として決して高くない金額なのですよね。
むしろ,教材費や消費税等すべて込みでも,1年間どころか「2年間の総額が100万円を切る」。
5年生の授業が週6時間に6年生の授業が週12時間。
多様な要望にもできる限り応え,適性検査や作文の添削等も行っている。
が,地域的な事情として,三原附属の小学生など,「中学受験の子たちと交ざって学習しつつ,でも中学受験ほど熱は入れない」という「補習塾」か「中学受験塾」か,求めているものが曖昧な立ち位置のご家庭がそこそこ存在するのでは…と考えている。
「中学受験しない」という選択肢であれば,中学受験塾の受講費は「高い」と受け取られ,その「高い」というウワサだけが独り歩きするのではないか…。
…そんな思いもあり,ホームページでは金額を公開しておらず,入塾相談時にお伝えするようにしている。
ある程度地域に根付いた感触をもって公開しようかなぁと当初からぼんやり考えてはいるものの,まだ二の足を踏んでいる状態。
このあたりの事情って,都会の中学受験塾の事情を当たり前のようにご存じの方と,中学受験についてあまり情報を持っていない方とで,意識が大きく異なるのではないかなぁと感じている。
そういう意味では,私がスポークスマンとして地域の中学受験の考え方や選択肢等を積極的に述べる機会を設けても良いのかなぁと考えることもある。
しかし,スポークスマンとなるとすれば,自分にとって都合の良い受験スタイルを推し進める,まるでマッチポンプのようないやらしさが出てしまうことも予想でき,なかなか難しい問題だなとも考えている。
実際,いろいろな選択肢を提案したり,「助けになる」ことで仕事をしてゆきたいため,なるべく需要の多いことを行ったりするのは好きなのだけれど…
「需要の多いことを行う」⇒「つけ込む」と取られ,思いもよらない広まり方をするのもなぁ…と。
まだまだ駆け出しであるので,実態とは乖離したネガティブなイメージが先行することは常に警戒している。
地域的にエコーチェンバーが発生しやすいところでもあることはなんとなく推測がつく。
(この場合,同じコミュニティ内で同じ情報が何度も反響し,真偽を問わず常識として広まってしまうことを指す。)