『4技能』という表現も聞き慣れた。
英語教育
理想と現場がかみ合っていないことが少なくないのではないか。
小中の接続がうまくいっていないのではないか。
こういったことばかり考えてしまうが,英語教育の現場の先生方,いかがなものでしょうか。
ベネッセが撤退へ 都立高入試の英語スピーキングテスト トラブル多発、本格導入からわずか2年
↑ニュース記事。
新たな事業者には英国の公的な国際文化交流機関「ブリティッシュ・カウンシル」を選んだ。
ブリティッシュ・カウンシルは1934年に設立された英国の非営利組織。スピーキングを含む英語検定試験「IELTS(アイエルツ)」を運営するほか、東京外国語大と共同開発した英語スピーキングテストは東京外大の入試に活用されている。
良いところでホンモノがかっさらってゆくスタイル。
スピーキングテストについては,現状メリットよりもトラブルのほうがよく耳に入っている。
実施後の都議会議員連盟などの調査で、「他人の解答が聞こえた」など音漏れの指摘は166件。2月の出願締め切り直前には、機材の不具合で受験生8人の解答の一部が録音されず、低く採点されていたトラブルが発覚した。
公正であるべき入試,今後の人生を左右する機会のひとつである高校入試の場である。
このようなタイミングの学年であった場合,自分以外の責任で人生の分岐点を狂わされたともなれば他責思考でない子も他責思考に寄ってしまいそう。
今度はBritish councilが担当することになるわけだが,今度は今度で英語と米語の違いなどのトラブルが新たに出てきたりはしないのか……と邪推してしまう。
(補足:イギリス英語とアメリカ英語には違いが多く,アメリカ英語を米語と表現することがあります。)