タイトルも目次も面白そうだったので。
人間はどこまで家畜か
『人間はどこまで家畜か 現代人の精神構造』。
著者は精神科医の熊代亨氏。
どこで見かけたのか覚えていないが,2月に発刊された新刊。
『家畜化』について,自然科学や人文社会科学,進化生物学などさまざまな観点から述べられた書籍。
犬や猫などの動物たちの自己家畜化から,有史以前からの歴史や文明からヒトの自己家畜化について,そして現代人について,精神疾患まで言及されている内容。
私自身も,文明が発展し倫理観が向上するほど個人主義がスタンダードになり,生物の反映に必要な『種の保存』から遠のいているような感覚がある。
進化心理学や進化生物学は私の中で流行りの話題でもあり,タイヘン楽しく読ませていただいた。
↓もくじはシンプル。
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