冬休み期間中,塾通いをしている人は忙しいかもしれないけれど,この期間がほぼそのまま提出期間だ。
おかげ様で「広大附属福山中の内申」「広大附属福山中の志願理由書」の2つの記事の閲覧数がとても多い。
志願理由書
早めにとりかかっておきたいのが志願理由書。
今まで希望者に関しては添削してきたけれど,子どもによっては何度も添削する必要があることも。
ふだん文章を書く機会が少ない子ほど,早めにとりかかったほうが良いだろう。
(以前,スポーツ選手の名前を具体例として挙げている志願理由書を見ていたときに,選手の名前を間違えている…といったものも見たことがある…。このような間違いが響くかはわからないが,提出後に憂いなく過ごせるよう,信頼できる人に一度見てもらうのが良いだろう…。)
もちものの確認
「コンパスなどのもちものが書いてあったはずだけど,要項には見つからないなぁ…」などと思っていた。
その疑問を解決してくださったのが保護者だった。
受験票のほうに書いてあったのだ。
今までの過去問から考えればコンパスを使う可能性は限りなく低い。
が,コンパスが必要だったことが一度だけある。
2001年の高校入試だ。
中学入試ではないものの,「もちものに書いてあるものはもちろんもってきてるよね?」という確認と,「もちものに『コンパス』と書くことで,作図の問題が出る可能性も無くはないよ?」という意思表示であると私は考えている。
だから,もちものに書いてある以上,中学入試で必要になってもおかしくないだろう。
こういった確認もあるから,直前だけでなく,今のうちに一度は募集要項や受験票を精読しておくべきだ。
(ちなみに,今まで定規やコンパスを使う…と言えなくもないのは,社会と理科の出題だ。たぶんみんな使わずに解けていると思うし,「え?使うべきだったの…?」と思うだろうけれど…。)