【社会】佐渡で前方後円墳など発見
今なお発見がある嬉しいニュース。
佐渡で前方後円墳など発見
↑ニュース記事。
「文化財保存新潟県協議会」によりますと、協議会の会員が画像処理ソフトで地図を分析した際、佐渡市秋津の加茂湖近くに地形の盛り上がりを見つけ、先月、協議会が現地調査を行ったということです。
調査の結果、協議会は佐渡市秋津で、4世紀ごろに作られたとみられる全長およそ30メートルの前方後円墳2基、それに最大で全長18メートルほどの円墳4基を発見したと発表しました。
協議会から報告を受けた佐渡市は今後、専門家による現地調査を行い、古墳だと確認されれば、県に通知することにしています。
県によりますと、県内ではこれまでに上越市や新潟市西蒲区などであわせて9基の前方後円墳が発見されていて、今回のものが前方後円墳と確認されれば佐渡市では初めてとなります。
協議会の会長で、考古学が専門の新潟大学の橋本博文名誉教授は「これまでに確認されている日本海沿岸の前方後円墳の中で最北端で、大和政権が勢力の拡大を図る中で、加茂湖が本州と佐渡を結ぶ水上交通の重要な場所になっていたことを示している可能性がある」と話しています。
『画像処理ソフトで地図を分析』というのがなんとも現代的。
今回はNHKの記事を引用させていただいたが,他のニュース記事を見ると確定したもよう。
大和政権の時代にどのように栄えていたのか,周囲とどのような関係を築いていたのか,考えるとわくわくしてくるもの。
いまだに考古学にロマンを覚える。