【本】科学者たちが語る食欲
三大欲求。
科学者たちが語る食欲

副題は『食べすぎてしまう人類に贈る食事の話』。
著者はデイヴィッド・ローベンハイマー氏, スティーヴン・J・シンプソン氏。
訳者は櫻井祐子女史。
バッタの食欲のメカニズムの解明からヒトの食欲へ。
食欲はタンパク質欲であり,タンパク質を充足させることや,超加工食品をなるべく避けることで肥満等を解消できる。
反面,タンパク質過多になると今度は老化が早まる。
こういった内容が印象に残った。
そのほか,このテーマでテロメアの話題が出てきたりし,何ごとも繋がっているんだなぁと思わされる。
昆虫の研究をしていていつの間にかヒトの食欲の解明へ向かうという,実に学術研究者らしい流れ,これが何より私には面白くて。
フィクションを読むのは苦手だけれど,ドキュメンタリーは大好物で。
偶然繋がったもの,広い視座で布石を打っていたものが生きたものなどが特に好き。
科学や食欲に関心のある人はぜひ。



