ひさしぶりの,8コマ授業。
5年生
今週から1名加入し,4名での授業となった。
朝の弱い私が午前中から授業を。
国語,算数,社会の予定だったが,この日は予定変更して国語を長めにし,国語算数の2科を行った。
春期講習の国語はいつもと異なり,「文のつくりや品詞」を扱う時間もとっている。
これからどの科目を学習するにしても,「日本語の読み書き」が大前提だ。
いま,大学入試では英語力が話題だが,より低学年では子どもたちの国語力のほうが大切であると感じている。
国語については,成績アップが実感しづらいがゆえに重要視されないものであるが,目先の定期テストなどで評価を受けない小学生の間にこそ,国語力を育てておかねばならないと考えている。
だからこそ,5年生の間に「国語」にはウェイトを置いていきたい。
授業をしていると,授業をしている側からも「今日も学びが多いだろうな」という様子がよく見える。
6年生
お昼から国語,算数,理科,社会を。
春期講習の国語はいつもと異なり「漢字のつくりや熟語」にフォーカスした学習を。
新しい学びが多いようで,指導しているこちらも嬉しい。
算数は受験算数向けの回転移動を。
難しい内容だったけれど,真剣に考えている様子は見ていて微笑ましい。
その場でカンペキにしなくても,能動的に真剣に考えるということが大切だ。
理科は2単元前の復習を。
すでにペースに慣れてきたようで,この調子で学習していければ良いな。
暗記分野は,「忘れないうちに復習」よりも「忘れたころに復習」すること,それからその頻度が重要であるし,学びが多いはずだ。
(目的が「目先の確認テストで良い点を取ること」ならば「忘れないうちに復習」で良いのだけれど,長期記憶が目的ならば「忘れたころに復習」が効果的だ。客観的に評価しやすいのが前者であるから,浅慮な講師は前者重視になりがち。)
目先の点数を気にするならば,学習したそばからすべてカンペキに…といったことを行う方もいらっしゃるかもしれないが,私はそうは考えておらず,長いスパンをかけて浸透させていくことこそが大切だと考えている。
社会は歴史へ。
「4時間早かったー。あっという間だった。」
ずいぶん興味を持って授業を受けられたようで何より。
明日もお楽しみに。
中学1年生
1名は,ようやく近くに複数教科指導の塾が見つかったようで,この日が最終日だった。
寂しくないわけはないが,私1人で中学受験専門塾をやっているため,ずっとこの塾で学習していけるわけではないし,1科目のために遠くから往復するのは時間の浪費も大きい。
勉強できる環境が見つかったのなら,そちらへ通うべきだ。
また力になれることがあれば,頼ってくれれば…と思う。
さて,授業は「文字式」の導入が終了。
翌日から「正負の数」「文字式」の問題演習をする予定。
10:00~18:15,間の時間(お昼の30分,夕方の15分)を除き,ぶっ通しで授業をした。
(間の時間には子どもたちがいるので,監督はするのだけれど…)
しかし,教室移動もなく,プリント作成や印刷もその場で可能なので,勤めのときよりずいぶん楽をさせてもらっているように思う。
開始前は「どうかな…」と思う部分もあったが,この日程であれば,これからも問題なくやっていけそうだ。