(先日尾道市で撮った写真。昔から写真を撮るのは好きだ。)
本日から春期講習が始まっておりますが,授業中であるため,本日の様子はまだです…。
さて,政府の要請からそろそろ1か月…。
お願い
「新型コロナウイルスとの付き合い」が当たり前になりすぎていて,やや対応が雑になりやすい時期になった。
が,実情としては依然落ち着いておらず,むしろ4月から学校が始まることにより,より感染の危険が増える。
また,となりの尾道市で感染者が複数名確認されていることから,日常生活で感染の可能性が大いにあるという状況になっていると考えている。
よって,塾からのお願いとしては,「新型コロナウイルスはまだ全く落ち着いておらず,今まで以上に感染の危険が増えるという意識を持ってほしい」ということ。
(「感覚的に落ち着いた」と考える方が出始める時期だが,あまりに日常的になりすぎただけだ。)
これは,子ども自身に感染することもそうだけれど,無症状で感染することにより,知らず知らずのうちに周囲に感染させてしまうといったことも考えられるから,自分だけの問題ではないと自覚することが大切だ。
ワクチンが開発されるまでは,「なるべく不特定多数が出入りする場所へ出向くのは控える」「外出後は毎回手洗いする」「施設では不特定多数の方が触りそうなものはなるべく避ける」「病院でもらうことも多いから,軽い症状の場合は病院を利用するかどうかも熟慮する」「運動して免疫力を高める」といった個人でできる予防をするしかない。
それでもかかるときにはかかるわけだけれど,かかる可能性をなるべく減らすことが自分のためにもなり,自分の周囲の人のためにもなるから,予防には努めて欲しい。
「感染者が出た!」というニュースが出たときには,すでに潜伏期間に接触している可能性があるわけで,事前に可能性を念頭において行動すべきだと考えている。
塾の対応
3月に入ってからの対応と同じく,通常通り授業を行う。
(これから春期講習であるので,日程や時間は特殊になるが…。)
これは,「感染を防ぐことも大切」だけど,「教育機会の損失も大きい」と考えており,利用者が少ない個人塾として「教育に貢献したい」と考えているため。
塾として行っていることは以下。
・使用した机は,各学年の授業後に除菌。
・貸し出した文房具などは使用後に除菌。
・ドアノブなどの除菌。
・換気。
・加湿空気清浄機の使用。
・手洗いの指導。
・手洗い後は使い捨てのペーパータオルを使用。
(「除菌」とはいうものの,菌だけでなくウイルスも含む意。)
自分が使用したものを除菌されることに嫌悪感を抱かれる方がいるかもしれないが,「なるべく感染の可能性を減らす」こととして,気持ちの面は度外視して行動しているので,ご理解くださいませ。
最近のコロナウイルスに関する話題
アメリカのケンタッキー州では,「コロナウイルスになんか負けない!」と主張して意図的にパーティーをし,案の定感染するというニュースがあった。
(こういった自業自得の案件の場合,ネット上では皮肉をこめて「無事感染」と言ったりするけれど…。)
「コロナウイルスになんか負けない!」…この気持ちは大切だ。
だけど,その気持ちを原動力として何をするか?…これを考えるときに役立つのは科学と論理であり,勢いや根性ではない。
成功体験についても,たまたま上手くいったのか,論理的にうまくいったのかをよく考察必要があるから,「前回成功したから今回もこれで」という判断は慎重に行わねばならない。
今後も私自身がベターな対応をとれるよう,努めて参ります。
また,子どもたちにも感染予防に関する指導を適宜行います。