(呉~三原間の瀬戸内海の風景は絶景スなぁ…。)
次回YouTubeLiveにて,「2020年度周辺中学入試結果概要」などをテーマに雑談予定。
日程は追って告知致します。
(放送については,需要を見ながら調整中…。)
さて,小6社会の指導で何度も目にしてきた地名だ。
朝鮮通信使
2017年にユネスコにより「世界の記憶」にも登録された,歴史上のできごとだ。
三原市・福山市で2019年度まで使用されていた,日本文教出版の教科書にはとても詳しく載っていたものだ。
教科書には,「朝鮮通信使の宿泊地になっていた下蒲刈では,5か月も前から準備」と書かれていたのも,もはや懐かしい思い出になってしまった。
2020年度から使用されている東京書籍の教科書では,ほんの片隅になりを潜めており,「下蒲刈」の地名を見ることもなくなったが…。
(そういえば,教科書では「鞆の浦」は全く話題になっておりませんね…。)
下蒲刈
読みは「しもかまがり」。
広島県呉市にあり,「とびしま海道」とよばれる,島を渡ってゆく道の出入り口。
「しまなみ海道」と異なり,途中で行き詰まるため,折り返して往復するか,途中で船を利用するか…ということになる。
(国土地理院の地理院地図を加工して作成)
とびしま海道: 地図中緑色の太線。
しまなみ海道: 地図中右側。
(余談だが,呉~三原間の海沿い道路を「さざなみ海道」というそう。)
行き詰まり直前の大崎下島は,叡智学園中のある大崎上島とずいぶん近いのだが,橋はかかっておらず。
また,行き詰まりの岡村島は愛媛県に属する。
先日,外出自粛の趣旨をふまえ,「建物に入らない」「公共交通機関を利用しない」「人・動物と接しない」を合言葉に,安芸灘大橋まで往復ドライブしてきた。
呉~三原間の片道がおよそ1時間ちょっと。
コロナ騒動が落ち着き,トイレ休憩などはさめるようになれば,「とびしま海道」も楽しめるかなぁ。