…という研究結果と記事を読み,動画も観まして。
幸福度の高い職業 トップ10
1位 聖職者
2位 理学療法士
3位 消防士
4位 教育関係者
5位 アート関係(画家・彫刻家)
6位 教師
7位 著述家
8位 心理学者
9位 特殊教育の教師
10位 オペレーティング技術士
(シカゴ大学の研究。約50000人を30年間追跡調査した結果による。↓
http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/summary?doi=10.1.1.173.2106)
10位以内に「教育関係者」「教師」「特殊教育の教師」が入っているのだけれど,どういった線引きなのだろう…。
共通点を探る
日本では「収入」しか気にしない方が多いし,「社会的な成功=収入」といった視点の方が多くいらっしゃることは承知している。
もちろん「収入」も大切であるし,多いに越したことはない。
が,仕事自身の満足度となると,「収入面」はほぼ関係が無いようだ。
「他者へ影響を与え,その反応をダイレクトに感じられる」ことがポイントなのかなぁ…。
私自身は,これを眺めながらこんなことを考えていた。
調査にあたった先生は,以下の点を挙げているそう。
・他人をケアするもの
・知識を授けるもの
・他人を守るもの
・人に新たな視点を見出させるもの
やはり他者へ貢献することこそが幸福につながるのかなぁなんて感じたり。
私自身は「教師」「著述家」があてはまることになるのかしら。
確かに仕事によって自分の精神を開放し,目の前のエンドユーザーから反応が返ってくる,そして後日談を聞ける場合もある。
忙しくはあるし,収入も多くないけれど,「のれんにうでおし」なんてことは全くなく,人に影響を与えられる幸福な職業であるといえるかもしれない。
「死とは何か」「自分の存在意義とは何か」を哲学したときに,私はこの答えに辿り着いたわけであるが,人により答えは異なることだろう。
これからも自意識過剰にならぬ程度に,誇りを持って仕事に臨もう。