新型コロナウイルスに関して4

Posted on 2020年8月3日新型コロナウイルスに関して4 はコメントを受け付けていません

8月3日!心から尊敬する方の誕生日!半世紀!

さて,前回書いてから2か月も経っている…。

三原市内で2人目が観測され,福山市内での感染も増えている。

特に,福山市では児童の感染が確認された

夏休み初日で症状が出ていれば,もう市中に広がっている可能性も。

気を付けるべきこと

COVID-19について。

同じことを何度も書いてしまってしつこいのだけれど…。

ウイルスをもらう可能性を減らす

人混みを避ける。

マスクをしていない人と会話するのを避ける。

飛沫は空気中に滞在するので,咳をしている人やマスクなしの人とは距離をとったり,エアコンも含め風向きにも気を配ったりする。

(田舎では目立つけれど,フェイスシールドも有効)

不特定多数の方が接触する「手すり」「公共交通機関」「トイレ」などの利用は,できる限り避ける。

(ウイルスは,生体でない物質に付着しても数時間滞在する。)

ふだんからなるべく手で顔を触らないよう,意識する。

家,塾へウイルスを持ちこむ可能性を減らす

「家」「塾」へ入ったら,まずは「せっけん」「ハンドソープ」で手洗いを。

ぬれた手は,できる限り水分をふき取る。

ふくものは同じものを複数回利用せず,ペーパータオルなど衛生的なものを利用する。

ウイルスを持っているかどうか自覚するのは難しいので,とにかく「ウイルスをもらう可能性のあることをした」場合,こまめに消毒を。

(塾では77%エタノールも用意しております。)

体調がすぐれない場合,休む。

塾内で飛沫を散らさない

なるべくならマスクを着用してもらうが,熱中症予防との兼ね合い,酸素濃度低下による脳のはたらき減を加味し,場合によっては付け外しする。

風邪をひいたり咳が出たりする場合は,必ずマスクを着用する。

陰性証明書について思うこと

「陰性証明書を発行しろ!」と声高に叫ぶ人がいるという。

こういった,字面しかわからない,ウイルスや感染症の概要を全く理解できない方がいるのを知ると,「また義務教育が敗北してしまったか…」という思いに駆られる。

そんな中,8月1日,以下のニュースが。

アメリカ,サマーキャンプで260人感染。

このキャンプには「陰性証明」を受けた方々のみが参加。

具体的には597人が参加し,うち58%(=346人ほど)が検査を受けたという。

つまり,検査をしたうちの約75%が感染していたことに。

なぜこのようなことが起きたのか。

以下,専門家ではない私から見解を。

「PCR検査の精度は70%程度である」…「70%」の根拠が無いので,割合については眉唾であるが,そもそも「陰性」と判定されても,罹っている場合があるのは確か。

「陰性証明を受けたあとに感染する場合がある」…「陰性証明」とはそもそも「その時点での状態」が判明するだけである。

すなわち,証明を受けたあとの行動経路如何では,いくらでも感染している可能性がある。

「昨日陰性だった」からといって今陰性であるとは言えないし,「1時間前に陰性だった」からといって,これも今陰性であるとは言えない。

これらのことから,「陰性証明」には何ら意味がないことがわかる。

「陽性であれば感染している」とはいえるが,その逆は言えないということだ。

このように,思考力の無い大人にならぬよう,子どもたちには,単なる受験勉強だけでなく,物の考え方を身に付けてほしいものだ。

(今年はベイファームのひまわり見に行きづらいなぁ…。)