以前も似たようなことを書いたような気がするけれど,新しく見かけた文献をもとに…。
「ほめ」の結果の2極化
アムステルダム大学の研究結果より。
https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/0956797613514251(リンク切れ)
結論部分のみ要約すると,
・自尊心が高い子をほめると,より難しい課題へ取り組む意欲がわいた。
・自尊心が低い子をほめると,次の課題へ取り組む意欲が下がった。
…自尊心により反応が変化するという結論に。
確かに,自尊心が低い場合,ほめられたあと極度に失敗をおそれたりする場面,あるのですよねぇ…。
もっとも,「自尊心」は高めることが可能なので,これを高めてゆくのが先なのだろう。
成績だのなんだの目に見える学力も大切だけれど,腰を据えて教育をするならば,こういったメンタル要素も伸ばしてゆくべきだろう。
私自身,この部分の課題が解決すれば自ずと学力は付いてくるものだというシーンをいくつも見てきたものだ。
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