広大附属福山中入試当日 ~2021

Posted on 2021年2月3日広大附属福山中入試当日 ~2021 はコメントを受け付けていません

「漢字3問的中してましたよ!」

子どもたちとの雑談

私「漢字1問的中しましたね。2点いただきましたか。」

子どもたち「え?1問どころか3問的中してましたよ!?

…マジで。

この1か月,対策として行っていた自作の漢字200問から1問出題されたのだけれど…。

なんと昨年11-12月ごろにおこなっていた自作の漢字530問からも2問出題されていたのだった。

…うーん,作成した私よりも子どもたちの方がしっかり覚えていてくれて嬉しい。

漢字の出題って,当てるのはとても難しいのですよね。

何より「漢字が書けるかどうか」は当然として,「熟語に対応した漢字を書けるかどうか」…。

すなわち,「漢字を当てる」のではなく「語彙を当てる」ので。

実際には有限ではあるものの,無限ともいえる語彙の中からたったの4-5問を当てる,しかも分量が多すぎたり習得期間が短すぎたりすると覚えるのが難しくなるため,バランスを考慮するのがとても難しい。

また,「書くのがたやすい熟語,同音異義語で迷うことのない熟語を的中しても意味がない」から,それも扱わない。

そんな中で,2か月で学習した530問から2問,1か月で学習した200問から1問の熟語を当てたのは,相当運が良かったといえる。

子どもたちの学力の集積もそうだけれど,いくらきれいごとを並べたところで,同じ授業を受けたところで,実際には個人個人に差がある。

だから,こういった細かい学校の出題のクセの把握の集積で,1点でも下ブレを防いでゆく

そしてその集積で,可能な限り合格ラインを下回らないようにする。

非情なことを述べてしまうが,結果として合格にかかるかどうかは最後は時の運だ。

生徒を多く抱えている塾は,合格可能性の高い子をもちろん抱えてはいるだろうし,合計した数値として人数は安定するのだろうけれど,一人一人の合否を考えれば,不安定な状況の子がほとんど

個人塾であれば,あまりに母数が少なすぎて,数値は参考にならないだろう。

在塾生の保護者様と雑談

プライバシーに関わらない範囲での内容にとどめるが…。

「三原は中学受験熱が乏しいですね…」という話題が出た。

これは私もかなり実感している。

その上,中学受験熱がある家庭でも,トップ校としての選択肢をいくつか考えるため,1校1校への対策が手薄になりがちなことも感じている。

三原市から広大附属福山中は遠いとはいえ,同じように遠い条件の地域はある。

たとえば,福山市内でも駅家方面であれば,福塩線から福山駅へ,そして乗り換えて東福山駅へ…ということを考えれば,わりと時間がかかる。

が,通える範囲として学校を考えれば,トップ校としての志望校は1校に落ち着くことが多い。

三原市の場合は,西方面か東方面か…からの選択になりがちで,それぞれ対策が異なる。

1つ目標を増やせば,子どもたち自身が自分の中に出題傾向を浸透させてゆくのも難しくなる。

広大附属福山中は科目入試とはいえ,よくご存じの方はお分かりだと思うが,一般的なトップ校の問題とは傾向が全く異なる。

1科目でも落としたら合格の芽がほとんどなくなってしまう入試であるがゆえに,この対策に心血を注ぐか否かの差は大きいと感じている。

変に煽るのはまた違うが,必要としている方に,必要なご提案をできるよう努めねば…と考えている。

数年前に指導していた子の保護者様との雑談

「…たかはし先生ですか?」

おずおずとお声がけいただきました。

お名前を聞き,子どもの顔を思い出して「なつかしい!」と感じました。

子どもの顔や仕草は思い出せるもので。

プライベートなお話が多かったものの,

「いつもブログ見てます。『ゆうしゃドリル』買いました!」

…など,励みになるお言葉もいただきました。

応援をいただけるのって,ホントにありがたいのですよね。

ブログって,一方的に書くだけのことで,いくらPVがあったところで,それが一体どのように受け取られているのかは皆目見当がつかない。

というわけで,ぜひ「いつも見てます!」とご連絡ください。(にこにこ)

見知らぬ保護者様との雑談

「…ともや先生ですか?」

昨年は見知らぬ子どもに「いつもブログ見てます!」と言われたのだけれど…。

今年は見知らぬ保護者様にお声がけいただきました。

気を遣っていただいたため,簡単なお話のみにとどめさせていただいた。

「ローカルな地域の,中学受験というニッチな分野ではあるけれど,認知されているのだなぁ」などと感じるなど。

認知が広がると,良い評判悪い評判どちらも立つのは当然なのだけれど,「そもそも認知されていない」よりはずいぶん前進しているもので。

弱小個人塾であるので,興味を持っていただいているだけでもありがたい。

ましてや,勇気を出して初対面の人間に声をかけていただくなど,なかなかあることではない。

とても励みになるできごとのひとつだった。

(「好きの反対は嫌いじゃない…無関心だよ…」とかいうやつ。ちょっと説明不足感はあるけれど,「関心がある」「執着している」という意味では好きも嫌いも同じ方向を向いているのですよね。)

「LINE登録しています!」とのコメントもいただき,タイヘンありがたかったのだが…。

実はビジネスアカウントって,相手側が発言されるまで,どなたが登録しているのか全く見えず,こちらからの個別トーク開始も不可能なのですよね。

もしご相談のある方は,積極的にお声がけいただければ。

長くなってしまったが,まとめると,「いつも応援ありがとうございます!」

↓は昨年のもの。今年は雑感を書かないかも…。