2週目。
5年生
授業のペース,宿題のペース,子どもたちもまだまだ手探りの状態。
私自身もはじめからビシっとしたことを求めておらず,それよりも好奇心や欲求に訴えるほうを重視するため,慣れるまで少し時間がかかるかなぁ。
国語の漢字テストは,少人数ながら取り組みに大きな差があるクラスである。
100点を連続で取り続けている子と,まだ80点まで届かない子に分かれている。
実際の入試は「漢字そのものを書けること」は当然とした上で,膨大な範囲から語彙力を問うもの。
また,今後の日常生活でも,漢字の使い分けはそのまま教養として活きてくるもの。
「答えの分かっているテスト」の段階である程度漢字に親しんでほしいものである。
算数はまだ「計算の作法」といったところ。
が,その単元ですら,「日本語を正しく読み取る」「問題の問うていることと自分の答えていることが合致しているか確認する」等,計算以外の部分がまだまだこれからだなぁと感じている。
だからこそ,今から塾に通ってくれていることには大きな意味が出てくるだろう。
理科は「天気」「植物」,社会は「世界地理」を進めている。
こちらの暗記ペース作りもまだまだこれからかな。
6年生
国語は漢字テストの取り組みがタイヘンよくできている。
新入塾の子たちはペース作りがまだまだこれからだけれど,慣れていってくれると嬉しい。
算数はこちらも「計算」の単元。
「部分分数分解」まで扱ったので,「比」以外の部分は導入を全て終えたことに。
「部分分数分解」,受験算数でやっていなければ,学習するのは高校数学の「数列」まで機会がないのですよね。
受験算数の学習が中学のときよりも高校になってからじわじわ効いてくることのひとつかしら。
理科は「植物」を終え「天体」へ,社会は「室町時代」を終え「安土桃山時代」へ。
いずれも通り過ぎて忘れるものであるので,問題演習等の時間を多く取りたい。
土曜の6時間授業も2週目。
もう慣れてきただろうか。
テスト形式の算数演習と国語の「ことわざ・故事成語」を今のうちに扱った。
ことわざ・故事成語については一度扱ったからといって覚えられるわけではないけれど,文章題の中でよく問われる部分でもあるので,まずは「聞いたことある」くらいの状態にはしておきたいもの。
できれば日常的に手元に置いてよく眺める本のうちのひとつに「ことわざ・故事成語・慣用句」に関わる書籍を加えてほしいところ。
中学生
中1,中2,中3を並行して指導するのは初かも。
(今まで小4算数,小5算数,小6算数,中1数学,中2数学,高2数学,高3数学の7学年を同年に並行して指導した年はあったけれど…あと2学年でストレートフラッシュかな?)
中1の子たちはまだ慣れていないだろうけれど,間に休憩のない1時間の授業であるため,今まで以上に質問等を積極的に行ってほしいところ。